営業職の転職面接で使える逆質問例文10選!差がつく質問作成ポイント【キャリア採用】

営業職の面接の逆質問で「どのような質問をしたら良い印象を与えられるのか」「福利厚生や働き方を聞いてもいいのか」など気になる人はいるのではないでしょうか。逆質問では企業への理解度を示すだけではなく、営業スキルのアピールが可能です。ただし内容次第では評価を下げてしまうため、事前準備がポイントとなります。

この記事では、営業職の転職面接で使える逆質問の例文をご紹介します。新規開拓営業、法人営業といった細かな職種別のポイントや準備についても解説しますので、ぜひ参考になさってください。

 
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営業の面接で逆質問が重視される理由

営業職の面接では、最後に実施される「逆質問」が評価に影響することがあります。質問内容から企業理解度やスキル、仕事への姿勢が表れるからです。まずは逆質問が重視される3つの理由について解説します。

応募者の理解度を見極めるため

営業職の面接で逆質問が重視されるのは、応募者が企業や仕事への理解度を見極めるためです。面接官は逆質問の内容から、どれだけ企業や仕事内容について理解しているのか、志望動機がどれほど具体的かがわかります。

企業研究が浅い状態で面接に臨んだ場合、どうしても表面的な印象になりがちです。しかし、事業内容や営業スタイルを踏まえた逆質問ができる人は「自社を本気で選んでくれている」と伝わります。もし認識が間違っている場合、双方で確認ができるため、入社前にすり合わせができるのは双方にとって大きなメリットともいえます。

逆質問は自分がどれだけ企業を理解しているのか、その理解が間違っていないかを企業とすり合わせる場所でもあるため、重視されているのです。

営業職に必要なスキルを確認するため

営業職では、相手の話から隠れた要望を引き出し、的確に答えるスキルが求められます。面接官は逆質問で応募者とやり取りするなかで、応募者の質問力や傾聴力、伝える力といった営業スキルをチェックしているのです。

質問の内容や切り口はどうか、意図を汲み取った適切な会話ができるのか、など実際の営業現場での対応力も感じ取られます。たとえば、相手の話を理解したうえで質問につなげられる人は、自然なコミュニケーションスキルがあると判断されるでしょう。

逆質問は営業スキルをアピールできる場所です。どのような質問をするかで、面接官に伝わる印象は大きく変わってきます。

入社後の活躍を判断するため

逆質問は、入社後にどのような姿勢で働くのかを見極めるためにも使われます。企業のどこに関心をもち、どのような視点で理解しているのかが質問の内容からくみ取れるわけです。

面接官は質問の方向性から、入社後の活躍をイメージします。逆質問を通じて、仕事に対する考え方や成長意欲が伝われば「長く活躍できそうな人」という印象を残すことができます。採用後の姿を具体的にイメージしてもらうための機会であると捉えることもできます。

また、質問に「どのように貢献したいか」という意識が込められていれば、主体的に行動できる人物として評価されやすくなります。面接官は、入社後の適応力や周囲との協働イメージまで想像しやすくなるのです。

【営業のキャリア別】逆質問を考えるときのポイント

営業職には、ルート営業や新規開拓営業、法人営業といった職種があり、それぞれ経験できる領域が異なります。経験によって強みや視点が変わるため、逆質問も自身のキャリアを反映させましょう。どのような観点の逆質問がよいのか、考えるときのポイントについて解説します。

ルート営業の経験を活かした逆質問

ルート営業は、既存顧客との信頼関係を長期的に築きながら、取引の継続や拡大を図るのが仕事です。そのため、逆質問では以下のポイントを踏まえて考えてみましょう。

・顧客との関係性をどのように維持しているのか
・契約を更新するときにどのような工夫をしているのか
・担当者が変更する頻度はどのくらいか

こうした関係構築やフォロー体制に関する質問が効果的です。この逆質問からは、顧客や取引先との信頼関係を重視するタイプであることが伝わります。

ルート営業から成果を上げるには、ある程度地道な積み重ねが必要です。そのため、長期的な顧客視点をもつ人ほど評価されやすい傾向があります。誠実さや粘り強さを示せる内容を考えてみましょう。

新規開拓営業の経験を活かした逆質問

新規開拓営業は、見込み顧客との接点をもち、信頼関係を構築し、成果へとつなげていく仕事です。限られた時間で成果を求められることが多く、行動力と柔軟な発想が評価されやすい傾向があります。新規獲得営業の経験を活かすなら、逆質問では以下のポイントを押さえるとよいでしょう。

・新規案件をどのように獲得したのか
・どのような営業スタイルでアプローチしたのか
・どのように成果を評価しているのか

これらのポイントを踏まえた逆質問により、どのような営業スタイルをもつ人材であるかを理解してもらえます。成果だけではなく、営業プロセスを意識した質問をすることで、営業マンに必要な論理的思考ができる人材であることも伝わります。成果の数字を示せる場合、積極的に提示することでより強い印象を残すことができるでしょう。

法人営業の経験を活かした逆質問

法人営業は、複数の関係者と協働しながら大きな取引を動かしていく仕事です。社内外での調整力や提案力をはじめ、長期的な関係構築につなげるためのコミュニケーション力が求められます。逆質問を考えるときは、以下のポイントを意識してみましょう。

・営業チームや他部署とのどのように情報を共有・連携をしたのか
・提案から受注までどのように進めたのか
・チームリーダーとしてどのようにマネジメントをしたのか

チーム全体で成果を上げるために、どのような考えをもち、行動を取る人材なのかを伝えることができます。リーダー職の経験があるなら、チームのマネジメント体制に関する質問を考えてみてもよいでしょう。こうした戦略的な逆質問をすることで、自身の営業スキルをアピールできます。

営業職の面接で使える逆質問例10選

営業職の面接で実際に使える逆質問の例文を紹介します。逆質問でどのように自身をアピールしたらよいのか参考になさってください。

1. 担当する顧客や商材・サービスを確認する

入社後にどの業界や規模の顧客を担当するか知ることで、これまでの経験や強みを活かせる領域を判断できます。

<逆質問例>
・入社後に担当する商材や顧客の規模を教えてください
・既存顧客と新規顧客の割合はどのくらいでしょうか
・商材の更新頻度や市場変化時の対応について教えてください

これらの質問によって、どのような業務で自分の強みを発揮できるのか、業務内容について強く意識をしている姿勢を伝えることができます。

2. 営業目標の設定と評価体制を聞く

営業職は成果が求められる職種のため、どのように目標が設定されるのかを知ることが大切です。

<逆質問例>
・営業目標は個人単位とチーム単位のどちらで設定されますか
・評価基準には売上だけではなくプロセス面も含まれますか
・昇進や賞与などの評価サイクルを教えてください

目標設定や成果の出し方について関心をもつ姿は、働くことへの前向きな姿勢をアピールできます。達成するための成果志向や責任感を伝えられるため、信頼につながるでしょう。

3. 未経験者向けの研修や教育体制の有無を確認する

中途入社や異業種からの転職の場合、経験のない業種や商材に不安を感じる人もいるでしょう。以下の逆質問で学べる環境の有無を確認できます。

<逆質問>
・入社後に実施されるOJTの内容について教えてください
・定期的なフィードバックや面談はありますか
・営業未経験者向けのフォロー体制はありますか

こうした逆質問は、高い成長意欲を伝えるのに効果的です。「学びながら成果を出したい」という前向きな姿勢を印象づけることができます。

4. CRMやSFAなど使用ツールの運用を確認する
CRM(顧客管理システム)やSFA(営業支援ツール)は企業によって導入しているものが異なります。ツールによってはオンラインで使用方法を学べるものもあるため、事前に聞いておくと対策が可能です。

<逆質問例>
・営業活動ではCRMやSFAは使用しますか
・データの入力や活用について何かルールはありますか
・営業活動の成果を可視化する仕組みがあれば教えてください

業務のDX化にともない導入企業は増えつつあります。こうした逆質問を通じて、データドリブンの営業に関心をもつ姿勢を伝えることが可能です。とくにIT業界や法人営業では、業務への理解の深さを伝えることができます。

5. チーム体制と他部署との関わりについて聞く

営業活動が個人かチーム単位か、またマーケティング部など他部門との関わりがあるかを逆質問で確認します。

<逆質問例>
・営業チームの構成や人数を教えてください
・マーケティングやCSとの連携はどのような体制になっていますか
・他部署との情報共有や協働ツールはありますか

この質問で協働意識の高さやチームプレーを重視する姿勢を伝えられます。組織力を重視する企業にとっては、頼りになる存在になりそうという印象を残すことができます。

6. 裁量範囲を確認する

キャリア採用の場合、商談が進むと価格を提示するケースも少なくありません。その際にどこまでが裁量範囲なのかを逆質問で確認しておきましょう。

<逆質問例>
・価格交渉や契約締結のときの裁量の範囲について教えてください
・割引や特別対応の判断はどなたがおこないますか
・最終決済までのプロセスを教えてください。

責任範囲を理解したいという逆質問は、仕事に対して主体的な姿勢を伝えることができます。

7. 成功・失敗事例などナレッジの共有はあるか確認する

社内で営業ノウハウを共有できる仕組みがあるかを確認する質問です。

<逆質問例>
・営業の成功・失敗事例を共有する仕組みはありますか
・勉強会はどのくらいの頻度で実施されていますか
・他社員の営業事例を参考にできる環境はありますか

こうした逆質問から、学習意欲とチームでの学びに対する前向きな姿勢を伝えられます。主体的な姿勢は多くの企業で重宝されるため、逆質問でアピールしておくとよいでしょう。

8. 指導方針や管理体制を確認する

上司やリーダーがどのようにマネジメントをするのかを知ることで、働き方やフィードバックの受け方を理解することが可能です。

<逆質問例>
・上司との面談や1on1の頻度を教えてください
・リーダーのチーム運営方針を教えてください
・評価や指導スタイルに特徴はありますか

働く場所が変われば指導方針なども変わります。上司との関係構築にも影響を与えるため、逆質問で確認しておくと心構えができるでしょう。また、自己成長を重視する姿勢をアピールすることもできます。

9. ビジョンや重点領域について確認する

企業が考える事業計画に関心を示すことで、長期的な貢献意識を伝えることができます。

<逆質問例>
・今後注力していく市場や業界があれば教えてください
・営業部門の目標はどのように設定されていますか
・事業成長における営業チームの役割をどのように考えていますか

これらの逆質問は、長期的な視点で会社に貢献したい意欲を示すことができます。企業研究の深さや業務内容についてどこまで理解しているかも伝えることが可能です。

19. 働き方や福利厚生について確認する

ワークライフバランスが重視されるなかで、企業側も条件面を気にする人材がいることはわかっていますが、聞き方によってはネガティブな印象を与えやすいです。働き方や福利厚生について聞くときは「安心して働き、成果につなげたい」ことを意識しましょう。

<逆質問>
・営業職の平均的な1日のスケジュールを教えてください
・在宅勤務やフレックス制度の活用状況について教えてください
・成果を出すための環境づくりで取り組まれていることを教えてください

福利厚生など条件面に関して確認しておくことで、無理なく成果を出す姿勢を伝えられます。質問の仕方で誠実さと働く意欲の両方を印象づけることが可能です。

営業スキルをアピールできる逆質問例

逆質問を通じて、営業に必要なスキルを自然にアピールできます。スキル別に効果的な逆質問の例文を紹介します。

コミュニケーション能力

営業職では、顧客やチームとのやりとりを通じて、信頼関係を築いていかなければなりません。逆質問でも、話をする面接官への関心や理解を示すことで、自身のコミュニケーションスキルを印象づけることが可能です。さらに、相手の話に反応しながら質問を展開できると、傾聴力や会話の柔軟性も評価されやすくなります。

<逆質問例>
・商談や社内打ち合わせでは、どのようなコミュニケーションを意識されていますか?

このように相手の考えを引き出す質問にすることで、面接官には、質問を通じて相手を理解しようとする姿勢を印象づけることが可能です。

課題解決力

営業における課題解決力は、問題を分析し、改善の糸口を見つける思考力を意味します。逆質問でこの力を伝えるには「現場の課題に関心をもち、改善に関わる意欲があることを質問することが効果的です。とくに、自分が過去に課題を克服した経験を踏まえて質問できると、実践的な思考力と応用力をアピールできるでしょう。

<逆質問例>
営業活動のなかでとくに課題と感じる部分や、現在取り組まれている改善策はありますか?

現場の問題にフォーカスすることで、思考の深さと主体性を印象づけられます。解決に貢献したいという意図を感じさせることがポイントです。

傾聴力・理解力

顧客や社内メンバーの話をていねいに聞いて理解する傾聴力は、営業の成果につながるスキルです。逆質問を通じて、相手の言葉や組織文化を尊重する姿勢を伝えることを意識しましょう。「相手に寄り添う営業ができる人」という印象を与えられるため、信頼構築を重視する営業を志望されている場合にはとくに効果的です。

<逆質問例>
お客様との信頼関係を築くうえで、御社がとくに大切にしている考え方はありますか?

このように質問することで、相手を理解しようとするていねいな姿勢を示すことができます。自分の価値観を押し付けず、相手を尊重する姿勢は面接官にも好印象を与えることができるでしょう。

提案力

提案力をアピールするには、商材やサービスの特徴、提案プロセスを理解しようとする姿勢を見せることがポイントです。さらに、自分の営業スタイルをどのように企業に合わせて発揮できるかを意識すると、より説得力が増します。

<逆質問例>
顧客の課題を把握するためにどのようなプロセスを取っていますか?

こうした質問は自分の営業経験をどのように活かせるかを前向きに考えている印象を与えることができます。自分の営業スタイルを御社の提案方針にあわせて成果を出したいという熱意を伝えるのがポイントです。

逆質問の準備と作成ポイント

効果的な逆質問はどのくらい準備をしてきたのか、準備の質で決まるため、自己分析と企業理解の両面から整えておくことが重要です。これにより面接官に響く質問が生まれます。ここでは、逆質問を考える前に押さえてほしいポイントについて解説します。

営業経験・スキルを洗い出す

まずは、自分の営業経験を具体的に棚卸しすることから始めましょう。これまでどのような営業スタイルで成果を出してきたのかを整理することで、どのような質問をしたら自分の強みを伝えられるかが見えてきます。

以下のポイントを押さえてみてください。

・自分が得意とする営業フェーズを明確にする
・成果を出せた理由を言語化する
・課題を乗り越えた経験を振り返る

たとえば「新規開拓で数字を伸ばせた」「既存顧客との信頼関係を築いた」といった経験は、質問の背景づくりに役立ちます。また、なぜ成果を出せたのか、理由や改善のプロセスを整理しておくと、一貫性のある会話ができるのでおすすめです。

自分のキャリアをスムーズに語れる形にしておくことで、逆質問の精度を高めることができます。

企業情報を徹底的に調べる

次に、志望企業や業界の情報をできる限り集めます。逆質問は企業理解の深さがそのまま伝わるため、準備の質が評価につながります。
調べるときに押さえてほしいポイントは以下のとおりです。

・企業の事業内容や営業スタイル
・競合他社との違いや市場での立ち位置
・今後の事業展開や経営方針

たとえば、企業サイトのニュースリリースや採用ページを見ると、注力領域や組織の方向性が見えてくるでしょう。また、社員インタビューや口コミサイトを確認すれば、現場のリアルな雰囲気やマネジメントスタイルも把握しやすくなります。

こうして得た情報をもとに質問を組み立てていくことで、表面的ではなく理解したうえでの質問をつくることできます。

不安や悩みを整理する

転職活動では、仕事内容や職場環境に対して漠然とした不安を抱く人も少なくありません。その不安を整理しておくと、逆質問を通じて求める情報を前向きに確認することが可能です。

以下のポイントをふまえて整理してみましょう。

・成果を出せる環境が整っているか
・自分のスキルが活かせるか
・働き方や人間関係は自分に合いそうか

たとえば「評価制度」や「教育体制」に不安がある場合は、それを率直に確認する質問を用意しておくと安心です。ただし、待遇や不満を前提にした質問は避けて、あくまで入社後に活躍したいという前向きな意図で伝えることがポイントです。

逆質問でやってはいけないこと

逆質問は、内容次第で面接官の印象を大きく左右します。営業職の面接選考では、「意欲が伝わる質問」と「関心がずれている質問」の差がはっきりと出るため、注意が必要です。ここでは逆質問でやってはいけないことについて解説します。

待遇や休日ばかり質問する

ワークライフバランスを重視する人が増えていますが、条件面ばかりに偏ると志望度が低いと受け取られます。とくに給与や休日など、条件面だけに焦点を当てた質問は避けたほうがいいです。

仕事の成果よりも待遇を重視している印象を与えてしまい、「入社後もモチベーションを保てるのか」と不安を持たれる可能性があります。営業職は成果が評価につながるため、面接官はどのように成果を出してくれるのかといったことに関心を持っています。

もし働き方を確認したい場合でも「成果を安定して出すための体制がありますか」など、前向きな目的をもって聞くことがポイントです。

求人票の内容をそのまま質問する

求人票や企業サイトを見ればわかる情報をそのまま質問するのは、準備不足と受け取られるおそれがあります。

営業職は事前の調査力や情報収集力が求められる職種です。見ればわかる内容をそのまま質問した場合「顧客の要望を理解する姿勢にも欠けるのでは」と判断されかねません。

面接に臨むときは、しっかりと調べたうえで「さらに知りたいこと」や「自分の業務とどう関わるか」に踏み込むことが大切です。企業研究を重ねたうえで臨んでいる姿勢を伝えることができます。

「特にありません」と返してしまう

面接の最終段階で逆質問の機会を与えられたときに「とくにありません」と答えるのは避けましょう。これは、企業や仕事への関心が薄いと受け取られる可能性が高く、印象を大きく下げてしまうNG行動のひとつです。

営業職の面接では、質問内容そのものよりも臨む姿勢が重視されます。たとえ疑問が思い浮かばなくても、これまでの話を踏まえて「さらに理解を深めたい」という気持ちを伝えるのがポイントです。積極的に対話を続ける姿勢こそ、営業職に求められる資質として評価されます。

事前にいくつか質問を準備しておけば、緊張しても自然に切り出しやすくなります。「質問の目次」として簡単に整理しておくと安心です。最後まで興味を示す姿勢を維持することで信頼獲得につながるのです。

逆質問を効果的に活用して営業職の転職を成功させる方法

逆質問を成功させるには事前準備と練習が欠かせないことを伝えて、安心して面接本番に臨むための方法について解説します。

自然に質問できるように練習を重ねる

逆質問を効果的に行うには、事前に練習をしておくことが大切です。質問の内容が良くても、言葉が固かったり、焦って話してしまったりすると印象を残すのが難しくなります。

事前に声に出して練習し、聞きたいことを自分の言葉で自然に話せるようにしておきましょう。また、想定質問に対して面接官が回答を予測し、その返答をさらに掘り下げる質問を考えておくのもおすすめです。

質問と会話のキャッチボールができるようになると、落ち着いた印象と対話力の高さを伝えることができます。

自身のキャリアパスを描いておく

営業職には新規開拓、ルート営業、法人営業などさまざまなキャリアがあります。面接前に、自分がキャリアパスを明確にしておくことで、逆質問の軸がぶれなくなります。

たとえば「将来的にはマネジメントを目指したい」または「営業スキルを専門的に磨きたい」といった目標を設定しておくと、質問にも一貫性が生まれるのです。

キャリアの方向性を整理することで「入社後にどう成長していきたいか」という前向きな姿勢を具体的に伝えられるようになります。

転職理由を明確にしておく

逆質問では準備した質問をただ読むのではなく、面接官の話を聞きながら流れのなかで自然に質問を挟むことで、会話の一体感が生まれます。

たとえば、面接官が「チームでの営業活動が多い」と話した場合、「その際の情報共有や連携の仕組みを教えていただけますか?」といった質問につなげると良いでしょう。

こうした柔軟な対応は、営業職に欠かせない傾聴力や会話力をアピールするチャンスです。準備してきたことを話すよりも、その場で会話をつくることを意識しましょう。

逆質問を強みに営業職の転職を成功させよう

営業職の面接では、逆質問の内容に自分の強みを盛り込むことで差をつけることができます。ただ、質問する際の内容や言葉選びによっては印象を下げてしまいかねません。事前に自身のスキルを洗い出して一覧化し、企業理解を深めたうえで質問を用意することで効果的な逆質問を作ることができます。

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この記事の監修者

荒川 翔貴

学生時代に100名規模の営業団体を設立後、大手メーカーで新人賞、売上4,000%増を達成。その後人材業界に転身し、ベンチャー企業にて求職者・企業双方を支援。プレイヤーとして社内売上ギネスを塗り替えながら、3年で事業部長に昇進し組織マネジメントも経験する。

 

現在は株式会社9Eのキャリアアドバイザーチームリーダーとして、入社半年で再び社内ギネスを更新するなど、常に成果を追求し続けている。▶︎詳しく見る

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