営業のスーツの選び方は?商談時のマナーや男女別の着こなし・コーデまでまとめて紹介!

営業職にとって、第一印象は商談の成功・失敗を分ける重要な要素です。商談で最初に対面した瞬間に、相手はセールスパーソンの身だしなみから信頼性や誠実さを判断しています。しかし、身だしなみにはスーツの着こなしが大事と言われても「どんなスーツを選べばいいのか」「商談時には色や柄、マナーにどこまで気を配るべきなのか」と悩む方も多いでしょう。

本記事では、営業シーンで好印象を与えるためのスーツ選びから着こなしまで、実践的なポイントをわかりやすく解説していきます。本記事を参考に、普段のスーツの着こなしを見直してみましょう。

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営業職におけるスーツの重要性・必要性

そもそも、なぜ営業職はスーツ着用が基本なのでしょうか。スーツが営業活動に与える影響力や重要性を解説します。

なぜセールスパーソンはスーツを着る?

営業職がスーツを着用する習慣は、19世紀から20世紀初頭の欧米ビジネス文化が起源と言われています。スーツは16世紀頃のヨーロッパで生まれたものが起源とされていますが、19世紀には現代のスーツの型が生まれ、20世紀にかけてアメリカを中心にビジネスウェアとしての需要が高まりました。

スーツはもともと着る者の地位や立場を表す役割も担っており、日本でも高度経済成長期に西洋のビジネス文化が導入され、ビジネスパーソンの正装として広まっています。現代においても、スーツは相手への敬意を示し、誠実な姿勢をアピールする手段として機能しています。単なる伝統だけではなく、商談の場で信頼関係を構築するための実用的な選択肢として、営業職に選ばれ続けているのです。

商談で第一印象が重要になる理由

商談では第一印象が特に大事と言われます。これは「初頭効果」という心理的な効果により、最初の数秒で得られた情報が記憶に残りやすく、全体的な評価に大きな影響を与えるためです。また、メラビアンの法則によると、コミュニケーションでは視覚情報が55%を占めるとされ、見た目が与える影響は言葉以上に大きいとされています。

営業の場面では、第一印象が良ければその後の商談がスムーズに進み成約率の向上に期待できる一方で、第一印象が悪ければどれだけ良い商品を提案をしても相手に受け入れられない可能性が出てきます。限られた時間のなかで信頼を獲得しなければならない営業職にとって、第一印象の管理はとても重要なポイントです。

スーツが与える第一印象への影響

では、スーツの着用が相手への第一印象にどう影響してくるのでしょうか。前述した通り、スーツは欧米を中心に広い地域でフォーマルなビジネスウェアとして浸透しており、専門性や誠実さをアピールできる服装になっています。

整ったスーツ姿で、相手に誠実さや信頼性といったポジティブな印象を与えることができれば、ハロー効果と呼ばれる心理的効果により、仕事や取引も誠実に取り組んでくれるというイメージを与えることができます。スーツの身だしなみは、今後の顧客との関係性を左右する重要な要素になるのです。

営業スーツで第一印象をアップさせるポイント

では、具体的にスーツのどのような要素が第一印象のアップにつながるのでしょうか。色、サイズ、清潔感、TPOの観点から、印象を高めるポイントを解説します。

スーツの色が与える印象

スーツは色によって相手に与える印象が変わります。例えば、ブラックは高級感や格式の高さ・権威性、ネイビーは知性や落ち着き、グレーは上品さや柔軟性などの印象を与えます。相手に与えたい印象に応じて適切な色のスーツを着用することで、より効果的な第一印象を与えることができるでしょう。

ただし、色の明るさによって与える印象が変わる点には注意しましょう。例えばグレーやベージュは親しみやすさを演出できますが、色が明るくなるとカジュアルな印象を与え、重要な商談や役員との会議など、フォーマルさが求められるシーンには適さない可能性があります。

サイズ・フィット感が与える印象

スーツのサイズが合っていないと、どれだけ高価なものでもだらしない印象を与えてしまいます。例えば、肩幅が大きすぎると頼りない印象に、小さすぎると窮屈で余裕のない印象になります。

基本的なサイズ感としては、ジャケットの着丈はヒップが半分隠れる程度、袖丈はシャツが1〜1.5cm見える長さ、パンツの裾は靴の甲に軽く触れる程度が理想的です。サイズ・フィット感が合っていないスーツを着ていると「自己管理ができていない」や「細部に気を配れない」といったネガティブなイメージを相手に与えることになります。体型に合ったスーツを選ぶことは、スーツ選びの基本と言えます。

清潔感が与える印象

スーツのシワは疲労感や管理能力の欠如をイメージさせます。特に背中や膝裏、肘のシワは目立ちやすく、相手に不快感を与える要因になるため注意が必要です。また、襟や袖口の汚れ、ボタンや糸のほつれは、不潔な印象を与えるだけでなく、「細かい部分に気が回らない人物」という評価につながります。

ビジネスシーンにおいては、身だしなみの細かい部分にこそその人の仕事ぶりが表れると考える方も少なくありません。そのような方に対して常に清潔感のあるスーツを維持している営業担当者は、「信頼できる」「仕事が丁寧」という好印象を獲得できます。長期的な信頼関係を築くためにも、スーツのメンテナンスにも気を配りましょう。

TPOに応じたスーツの印象

Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)に応じたスーツ選びは、相手への配慮を示す重要なマナーです。初回訪問では誠実さを重視したネイビーやダークグレーのスーツが無難ですが、既に関係性ができている顧客との打ち合わせでは、やや明るめの色で親近感を演出することも効果的でしょう。

金融機関や法律事務所など保守的な業界では伝統的なスタイルが好まれる一方、IT企業やデザイン会社ではフォーマルすぎるスーツがかえって距離感を生むこともあります。相手やその場の状況に合わせ、適切なスーツを選択することも、スーツの身だしなみにおいて大切です。

営業職におけるスーツ選びの基本【男女別】

ここでは、スーツ選びの際に押さえるべき基本を解説します。男女それぞれの選び方、色、素材、価格帯について、実践的な知識を身につけましょう。

男性向けスーツ選びの基本

男性用スーツには、ジャケットとパンツのツーピースと、ベストを加えたスリーピースのスタイルがあります。営業職にはツーピースが機動性に優れ、クリーニングコストも抑えられるため主流です。一方で、スリーピーススタイルは上品さやスタイリッシュさを演出できるため、商談の重要度に応じてスタイルを使い分けることも効果的です。

ジャケットのボタンは、シングルとダブルの2種類があります。シングルは2つボタンまたは3つボタンが一般的で、すっきりとした印象を与えるため幅広いシーンで活用できます。ダブルは6つボタンが主流で、格式高く見える反面、やや重厚な印象になるため、相手や場面を選ぶ必要があります。初めて営業用スーツを購入するなら、汎用性の高いシングル2つボタンが無難でしょう。

パンツの裾についても、シングルとダブルの選択肢があります。シングル仕上げはフォーマルな印象を与え、ダブル仕上げはカジュアルな雰囲気になります。営業職では基本的にシングル仕上げを選ぶことで、どのような商談相手にも対応できます。

女性向けスーツ選びの基本

女性向けスーツはパンツスタイルとスカートスタイルの2種類があります。パンツスタイルは動きやすく活動的な印象を与えるため、外回りが多い営業職に適しています。一方、スカートスタイルは柔らかく女性らしい印象を与えられるため、フォーマルな場や来客対応が中心の営業職で好まれています。

スカートスタイルの場合、丈は立った時に膝が隠れる程度、座った際に膝上5cm程度になる長さが基本です。短すぎても長すぎても悪い印象を与えてしまうため注意しましょう。

ジャケットには、襟(ラペル)付きのテーラードカラーと襟なしのノーカラーがあります。フォーマルなテーラードカラーが基本ですが、業界や顧客に応じて柔らかく親しみやすい印象のノーカラーを活用するのも効果的です。

色選びで失敗しないためのポイント

営業職のスーツ色の基本はネイビー、チャコールグレー、ダークグレーの3色です。ネイビーは誠実さや知性、グレーは落ち着きや洗練された印象を与えます。ブラウンやベージュなど明るい暖色系はお洒落でカジュアルな印象が強いため、フォーマルな場では避けるのが無難ですが、相手の業界や顧客層に応じて使いこなすのも良いでしょう。

また、真っ黒なスーツは冠婚葬祭をイメージさせるため、フォーマルな場以外の営業活動では控えたほうが良いでしょう。

季節に応じた素材の選び方

季節に応じた素材のスーツを着用することで快適に過ごせます。春夏用のスーツは通気性の良いウールやモヘアが適しています。軽量で涼しいため、暑い季節でも快適です。ウールにポリエステルを混ぜた高機能素材も人気で、洗濯可能で速乾性に優れています。

秋冬には、保温性の優れたウールやフランネル、ツイードが主流です。秋冬用スーツでは生地が厚手に作られており、寒い時期の外回りでも温かく過ごすことができます。オールシーズン対応のウール素材は年間を通じて着用できる汎用性が魅力ですが、夏の暑さと冬の寒さにはそれぞれの時期に適したスーツのほうが快適です。

オールシーズンを中心にスーツを揃えつつ、夏・冬それぞれ用のスーツも用意しておくと便利でしょう。

スーツの価格帯

どれぐらいの価格のスーツを買えば良いのか悩む方も多いでしょう。スーツのタイプ別のおおまかな価格帯は以下のようになっています。就活時は安価なリクルートスーツを選ぶ方が多いと思いますが、就職後に一定の経験を積んだセールスパーソンとして一般的なビジネススーツはパターンオーダー~フルオーダーのものです。

パターンオーダーはスーツ量販店で販売されているタイプで、補正できる範囲は限定的なものの、安価で買い替えがしやすいため若手のスーツに適しています。イージーオーダー、フルオーダーになるにつれて、補正や仕様追加の柔軟性が上がりますが、価格も高くなっていきます。自身の役職や立場、収入に応じて段階的にグレードアップしていくと良いでしょう。

 

タイプ 価格帯 概要
リクルートスーツ 1~3万円 就活用の安価でシンプルなスーツタイプ
パターンオーダー 3~5万円 既製の型紙から着丈、袖丈、ウエストなどを調整するタイプ
イージーオーダー 5~10万円 パターンオーダーに加えて肩幅の補正、ボタンや袖口の仕様追加などが可能なタイプ
フルオーダー 20万円~ 個人の体型に合わせて型紙を作成し細かい体型の補正も可能なタイプ
礼服 5~6万円 冠婚葬祭で利用するスーツタイプ

 

営業スーツの着こなしポイント・コーデ例【男性】

スーツ本体だけでなく、ワイシャツやネクタイ、靴、ベルト、バッグといった小物の組み合わせで全体の印象が決まります。ここでは、メンズスーツの着こなしポイントやコーデ例をご紹介します。

シャツとネクタイの組み合わせ

シャツ色の基本は白もしくは淡い青色です。現在ではさまざまなカラーのシャツも販売されていますが、派手になりすぎないよう注意しましょう。柄に関しても、無地もしくは控え目のストライプが基本です。チェック柄などはカジュアルな雰囲気になりやすいため、柄の大きさや太さに注意しましょう。

襟の形は、レギュラーやワイドが基本ですが、カッタウェイやホリゾンタルはお洒落な雰囲気を演出できます。クールビズなどでノーネクタイでもOKであればボタンダウンも人気です。重要な会議や堅実な業界であればレギュラーやワイド、多少のカジュアルさも許容されるのであればカッタウェイやホリゾンタルなど使い分けを試してみましょう。

ネクタイもスーツと同様に、柄は目立ちすぎない無地やストライプが基本になります。色はスーツやシャツの基本色と合わせるのであれば、ワインレッドやブルーがおすすめです。その他の色を選ぶ場合には、奇抜な色味にならないよう注意しましょう。

靴とベルトの組み合わせ

靴は革靴もしくはビジネスシューズが基本です。外回りが多い場合には歩きやすく防水性に優れたビジネスシューズが適しているでしょう。革靴はフォーマルな印象で、つま先に切り替えのまっすぐな横線が入ったストレートチップや、装飾がなくシンプルなプレーントゥであればどのようなシーンにも対応できます。

革靴には他にもメダリオンやモンクストラップなどのタイプもありますが、カジュアル寄りな印象になります。色は黒もしくは茶色が基本です。

ベルトはシンプルなデザインのものを選び、色は靴と合わせましょう。ベルトと靴の色が揃っていることで統一感が生まれます。素材は本革、もしくはコスパに優れた合成皮革を選び、シーンに応じてフォーマルな本革とビジネスカジュアルな合成皮革を使い分けるのがおすすめです。

ビジネスバッグの選び方

ビジネスバッグは、機能性とフォーマル度のバランスが重要です。営業職であれば、A4サイズの書類が入る容量があり、本革もしくはナイロン製、色は黒・ネイビー・ブラウンいずれかを選びましょう。明るい色やカジュアルな素材は避けるのが無難です。

鞄のタイプはブリーフバッグがフォーマルであり、トートバッグやリュック、ショルダーはカジュアル寄りになります。通勤時であれば問題ありませんが、外回りの営業時には適していません。近年では2WAY、3WAYのバッグもあるため、機能性とフォーマル度のバランスを見て使い分けると良いでしょう。

営業スーツの着こなしポイント・コーデ例【女性】

女性のスーツの着こなしには、パンツ・スカートスタイルの選択からアイテムの選び方までバリエーションが豊富です。ここでは、女性のスーツの着こなしポイントとコーデの基本を解説します。

パンツスーツとスカートスーツの使い分け

パンツスーツは機動性に優れていて動きやすい、スカートスーツは上品で柔らかい印象を与えられるというメリットがあります。外回りや長時間の移動が多い営業職の場合は、パンツスーツをメインにすると良いでしょう。一方で、受付業務やサービス業など、ホスピタリティが重要視されている業界・職種では、スカートスーツが好まれる傾向があります。

上記の点を考慮し、パンツスーツとスカートスーツ両方を持ちつつ、訪問先の業界や相手の立場、その日の活動内容に応じてスタイルを使い分けると良いでしょう。

インナーとアクセサリーの選び方

レディーススーツと合わせるインナーには、シャツやブラウス、カットソーなどがあります。定番はシャツで、フォーマルなビジネスシーンに適しています。ブラウスはお洒落さや清潔感、カットソーは着やすさが特徴です。受付対応などで華やかさを演出したい場合にはブラウス、オフィスカジュアルが許容されている職場で内勤の場合にはカットソーのように使い分けをすると良いでしょう。

カラーはいずれのスタイルでも、白やグレー、淡いピンクなど落ち着いたカラーを選ぶのが無難です。アクセサリーと組み合わせる際にも、シンプルな色味のほうが全体としてまとまりやすくなります。

アクセサリー類は、派手すぎないものを着用するのが基本です。耳にフィットして揺れ感のないピアスや細身のネックレスなどを一つ二つ着ける程度に抑えましょう。オフィスカジュアルな職場での内勤の場合はもう少し多様なデザインも許容される可能性がありますが、会社の規程や雰囲気などを考慮しつつアクセサリーを選ぶようにしましょう。

パンプスとバッグのコーディネート

スーツに合うパンプスとして代表的なのは、プレーンタイプとストラップ付きです。プレーンタイプは装飾のないシンプルなデザインのパンプスで、フォーマルでどのようなシーンにも対応できます。ストラップ付きは足の甲や足首にかけられるストラップが付いているため、脱げにくく履き心地が良いという特徴があります。外回りが多い場合はストラップ付きを中心に買い揃えていくと良いでしょう。

パンプス選びのポイントは、ヒールの高さを疲れにくい3~5cm程度にし、自分のつま先に合わせてトゥのタイプを選ぶことです。つま先の形は人によって大きく変わるため、自分に合ったトゥのパンプスを選ぶことで履き心地が大きく改善します。

女性用のビジネスバッグは、A4サイズの書類が入るトートバッグタイプが主流です。ショルダーバッグやリュックはカジュアル感が増し、ハンドバッグは容量が小さいことが多いため、シーンに合わせた使い分けが必要になります。黒やグレー、ネイビー、ベージュの色味で本革もしくはナイロン製のトートバッグを用意しておけば、幅広いビジネスシーンに対応できるでしょう。

商談や会議に最適なスーツの選び方とマナー

シーンによって求められるスーツスタイルやマナーは異なります。代表的なシーンごとのスーツの選び方やマナーを解説します。

シーン別のスーツマナー

客先訪問では、相手企業の社風を事前に把握し、それに合わせたスーツ選びが基本です。初訪問の場合は、ネイビーやチャコールグレーのスーツを選んでおくと無難でしょう。そこから、客先の社内や担当者の雰囲気を確認しながら、カジュアルさや華やかさを調整していくのがおすすめです。

自社の社内会議では、社内の慣習に従いつつ、参加者の役職・立場や会議内容に応じた服装を選びます。経営層が参加する重要な会議の場合にはフォーマルな色味・デザインのスーツ、チーム内での会議ではカジュアルで着やすいスーツというように使い分けをしましょう。

接待の場では、レストランなどその場の格式に合わせてフォーマル度の調整が必要です。高級店での接待なら、ダークスーツにシルクのネクタイを合わせ、品格を保ちましょう。

役職や業界別のスーツマナー

相手が役員クラスの場合、こちらも格式を意識したスーツで臨むのがマナーです。安価なスーツは避け、仕立ての良いものを選びましょう。ただし、若手が役員と面談する場合など、なかなか高級なスーツを買えないケースも多いでしょう。その場合は、できるだけフォーマルな色味やサイズ感を意識すれば問題ありません。

金融業界や法律業界など堅実な業界では、保守的なスーツスタイルが基本です。ネイビーやチャコールグレーの無地、白シャツ、シンプルなネクタイという伝統的な組み合わせにしましょう。IT業界やベンチャー企業では、よりカジュアルで柔軟なドレスコードが許容されやすい傾向にあります。また、アパレルやデザイン業界では、ファッションセンスそのものが評価対象になるケースもあるため、トレンドを意識した着こなしも意識すると効果的でしょう。

夏場と冬場のスーツマナー

夏場のクールビズ期間は、ノーネクタイ・ノージャケットが認められる企業も増えています。ただし、初対面の顧客訪問や重要な商談では、たとえクールビズ期間でもジャケット着用が無難です。訪問先の方針を事前に確認し、それに合わせましょう。半袖シャツは社内であれば許容される企業も多いですが、客先では長袖が基本です。

冬場のコート着用時は、建物に入る前に脱ぐのがマナーです。受付や玄関でコートを着たままでいるのは失礼に当たります。コートの色は、黒、ネイビー、グレー、ベージュを基準に目立ちすぎないものを選びましょう。マフラーや手袋もスーツと同様に屋内に入る前に外しましょう。季節のマナーを守ることで、社会人としての基本が身についていると評価されます。

営業ならオーダースーツを作るべき?

営業職であればゆくゆくはオーダースーツを作るべきと言われています。一方で、オーダースーツを作るには相応の費用がかかります。オーダースーツのメリット・デメリットをおさえ、状況に応じて使い分けをすると良いでしょう。

オーダースーツのメリット

オーダースーツの大きなメリットは、体型にフィットしたスーツを作れる点です。既製品では肩幅や袖丈が合わないケースがありますが、オーダースーツであれば柔軟に調整ができます。サイズ感の合ったスーツを着ることで、第一印象も良くなるでしょう。また、自分だけのスーツを作ることで仕事のモチベーションアップにもつながります。

現在ではパターンオーダーやイージーオーダーで費用をおさえつつ体型に合わせたスーツを作ることができるようになっています。生地やボタン、裏地、シルエットなど細部にもこだわりたい場合にはフルオーダーという選択肢もあり、状況に応じてオーダーのタイプを選びやすくなっている点もポイントです。

オーダースーツのデメリット

オーダースーツに選択肢が増えてきていると言っても、やはり既製品よりは価格が高くなることが一般的です。また、既製品であれば裾上げ程度で当日仕上げも可能ですが、オーダースーツの場合、パターンオーダーは2,3週間、イージーオーダーは3,4週間、フルオーダーは1,2ヶ月の納期がかかります。

カウンセリングや生地・型紙などの選択、採寸など作成にかかる手間が多い点もデメリットです。オーダースーツは柔軟性が高い分、価格や納期、手間が多いものと認識しておきましょう。

既製品とオーダースーツの使い分け

現実的な使い分けとしては、キャリアの初期段階では既製品を中心に揃え、経験を積んで収入が安定してきたらオーダースーツを検討するのが良いでしょう。既製品でもサイズ選びや裾上げを活用すれば十分にビジネスシーンで利用できます。

役職が上がり重要な商談を任されるようになったタイミングや、大口顧客を担当するようになった時に、オーダースーツへの投資を検討すると良いでしょう。日常業務は既製品をメインにし、ここぞという場面用にオーダースーツを数着持つスタイルであれば、コストパフォーマンス良く使い分けができます。

オーダースーツを作る場合の注意点

オーダースーツを作る際は、実績のある店・ブランド選びが大切です。口コミや評判を確認し、補正技術の高さやアフターサービスの充実度を見極めましょう。生地選びでは、見た目の高級感だけでなく耐久性や季節への適応性も考慮する必要があります。

営業職は頻繁にスーツを着用するため、丈夫で手入れしやすい生地を選ぶと長く愛用できるためおすすめです。初めてのオーダーであれば、店舗のスタッフに用途や予算を正直に伝え、アドバイスを受けながら決めていくのが失敗を避けるコツです。

営業スーツのメンテナンス方法とクリーニング

スーツは適切なメンテナンスを行うことで寿命が延び、常に清潔感のある状態を保てます。毎日のケアから定期的なクリーニング、シーズンオフの保管まで、スーツのメンテナンス方法をまとめてご紹介します。

日常的なメンテナンス方法

スーツを脱いだ後は、専用ブラシでブラッシングを行うことで、ホコリや花粉を落とし、生地の繊維を整えられます。特に肩や襟、ポケット周りは汚れが溜まりやすいため、丁寧にブラッシングすると良いでしょう。

ハンガーにかける際は、肩の形を保てるハンガーを使用します。スーツ購入時に店からもらえるハンガーを使うのがおすすめです。針金ハンガーは型崩れの原因になる可能性があるため注意しましょう。パンツは専用のクリップハンガーで裾を挟んで吊るすか、折り目を合わせてハンガーバーに掛けると、しわが伸びやすくなります。

しわが気になる場合は、しわ取りスプレーを活用すると便利です。ズボンプレッサーがあれば、パンツの折り目をきれいに保てるため、気になったタイミングで使用すると常にパリッとした状態を維持できます。日々の利用方法としては、連続して同じスーツを着用するのは避け、最低でも1日は休ませるようにしましょう。通気性の良い場所に吊るしておくことで、湿気が抜けて生地が回復しやすくなります。

スーツのクリーニング方法

スーツのクリーニングは、クリーニング店のドライクリーニングが基本です。自宅で水洗い可能なスーツも販売されていますが、水洗いに対応していないスーツの場合は型崩れや縮みの原因になります。

クリーニングの出しすぎも生地が傷む原因になります。ワンシーズンに数回程度を目安に、汗をかきやすい夏場は回数を増やしたり、汚れが付いたタイミングで出したり調整をすると良いでしょう。

オフシーズンの保管方法

シーズンが終わったスーツは、クリーニングに出してから保管しましょう。汚れが残ったまま保管すると、虫食いやシミの原因になります。保管には不織布製の通気性の良いカバーを使用します。クローゼット内には防虫剤を置き、湿気対策として除湿剤も併用すると効果的です。

保管場所は直射日光が当たらず、風通しの良い場所を選びましょう。時々クローゼットを開けて空気を入れ替えることで、カビの発生を防げます。これらのケアを続けることで、スーツを長く良い状態で使い続けられます。

営業職のスーツに関する質問・疑問/h2>

ここでは、営業職のスーツに関する質問や疑問をQ&A形式でご紹介します。

 

Qestion Answer
スーツは何着持つべき? 営業職なら最低でも3着は用意しておきましょう。同じスーツを連続で着用すると生地が傷みやすく、寿命が縮んでしまいます。3着あればローテーションしながら着用でき、それぞれのスーツを休ませる時間が確保できます。余裕があれば5着程度揃えておくと、季節やシーンに応じた使い分けもしやすくなります。
スーツは何年着られる? 適切にメンテナンスすれば、3〜5年程度は着用できます。ただし、着用頻度やケアの仕方によって寿命は大きく変わります。テカリや生地のヨレが目立ってきたら、買い替えのタイミングです。
靴下の種類や色にも気を遣うべき? 靴下は意外と目に入りやすい部分のため、配慮が必要です。基本は無地の黒かネイビーを選び、スーツの色に合わせると統一感が出ます。丈は座った時に素肌が見えないよう、ふくらはぎまでカバーできる長さが基本です。
スーツにリュックはNG? フォーマルな商談や客先訪問では避けるべきですが、通勤時や社内での使用であれば問題ない企業も増えています。リュックを選ぶ場合は、黒やネイビーのシンプルなデザインで、ビジネス用として作られたものを選びましょう。

 
 

スーツでライバルに差をつけて成果アップを目指そう!)

営業職のスーツは、相手に良い第一印象を与え、商談の成功率を向上させるための大切なツールです。スーツの色やサイズ感、柄、小物との組み合わせによって相手に与える印象が変わります。また、相手やシーンに応じて着るべきスーツは変わります。

ぜひ、本記事で紹介した内容を参考に、正しいスーツの着こなしやマナーを身に付けて営業の成果アップを実現しましょう!

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この記事の監修者

荒川 翔貴

学生時代に100名規模の営業団体を設立後、大手メーカーで新人賞、売上4,000%増を達成。その後人材業界に転身し、ベンチャー企業にて求職者・企業双方を支援。プレイヤーとして社内売上ギネスを塗り替えながら、3年で事業部長に昇進し組織マネジメントも経験する。

 

現在は株式会社9Eのキャリアアドバイザーチームリーダーとして、入社半年で再び社内ギネスを更新するなど、常に成果を追求し続けている。▶︎詳しく見る

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