営業職の転職理由とは? 転職理由TOP10と転職理由が重視される理由や伝え方の解説と例文も紹介

営業職の転職理由はさまざまです。とはいえ、「ほかにやりたい仕事がある」「会社の将来性に不安を感じた」「給与に不満がある」といった理由が毎年のように上位を占めています。そのままではネガティブな印象が拭えないでしょう。転職活動においては、理由の説明が大きなポイントです。この記事では、営業職の転職理由について、TOP10や重視される理由、伝え方の解説とともに、例文も紹介します。
営業職の転職理由TOP10
営業職が転職する理由TOP10を少し古いですが、2017年dodaの調査データ(※1)から紹介します。
営業職の転職理由TOP10
営業職の転職理由TOP10は以下の通りです。
1.ほかにやりたい仕事がある
2.会社の将来性が不安
3.給与に不満がある
4.残業が多い/休日が少ない
5.業界の先行きが不安
6.会社の評価方法に不満がある
7.U・Iターンしたい
8.ノルマが厳しい
9.土日祝日に休みたい
10.顧客のためになる仕事がしたい
※1 出典:doda「転職理由ランキング<2017年:4月~9月> 職種別」
https://doda.jp/guide/reason/2017second/002.html
上記のランキングデータは、対象となっている半年間に転職活動を経験した人が転職を決意した理由を集計したものです。調査の規模、回答者の数は約4万人となっています。注目したいのは、第5位の「業界の先行きが不安」までが前回順位と同じ点です。しかも、前回10位までに入っていなかったのは第10位にランクインしている「顧客のためになる仕事がしたい」(前回12位)だけで、調査時期にかかわらず転職理由の固定化がうかがえます。
全職種の転職理由と営業の転職理由の違い
営業職の転職理由上位がわかったところで、営業職に限らない転職理由との比較を紹介します。使用した資料は厚生労働省の「令和5年雇用動向調査結果の概況」(※2)です。調査した年に開きがありますが、参考になるでしょう。
同資料の表5「転職入職者が前職を辞めた理由」を見ると、個人的な理由として以下の6つが主要な転職理由に入っています。
・職場の人間関係が好ましくなかった
・給料等収入が少なかった
・労働時間・休日等の労働条件が悪かった
・仕事の内容に興味を持てなかった
・会社の将来が不安だった
・能力・個性・資格を生かせなかった
営業職の転職理由で上位の第2位、第3位、第4位と同様の理由が入っていますが、第1位である「ほかにやりたい仕事がある」と直接的に同じ理由は見当たりません。ただし、「仕事の内容に興味を持てなかった」や「能力・個性・資格を生かせなかった」は、「ほかにやりたい仕事がある」と言い換えることができそうです。
また、「職場の人間関係が好ましくなかった」という転職理由は営業職の転職理由ランキングTOP10には入っていませんが、営業職の転職理由にならないわけではありません。このように見ると、営業職の転職理由と全職種の転職理由とでそれほどの差はないと考えられます。
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※2 出典:厚生労働省「令和5年雇用動向調査結果の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/24-2/dl/gaikyou.pdf
転職理由TOP10がTOP10である理由
営業職の転職理由上位の背景について考察してみましょう。TOP10にはTOP10の理由があるといえます。
仕事内容が理由
第1位の「ほかにやりたい仕事がある」と第10位の「顧客のためになる仕事がしたい」は、仕事内容が転職理由となっています。ここで気になるのが、そもそも就職する時点で仕事内容を誤解していたのではないかという点です。しかし、必ずしも思い違いというわけではありません。
働いているうちに別の仕事や環境に興味を持ったケースや、もっと活躍の場を広げたい、仕事を通じて自己実現したい、キャリアアップしたいと考えるケースがあるのは自然なことです。また、顧客を売上としか見ていない会社への違和感から、顧客のためになる仕事を求めて転職を決意するケースも考えられます。
待遇面が理由
第3位の「給与に不満がある」と第4位の「残業が多い/休日が少ない」、第9位の「土日祝日に休みたい」は待遇面が理由になっています。まず、給与への不満は2つのケースが考えられるでしょう。安定した生活ができるだけの金額ではないケースと、働きに見合った待遇ではないと感じるケースです。前者は切実な問題であり、現職で給与アップが見込めないのであれば転職するしかありません。後者は感じ方の問題が入ってくるため、単純に金額でどうこうはいえないでしょう。
残業や休日数、土日祝日の休みについては、自分の時間が持てなかったり家族と休みが合わなかったりといった状況が大きく影響していそうです。単純にオーバーワークのケースも考えられます。
また、第6位の「会社の評価方法に不満がある」も待遇にかかわる理由です。本人にどうこうできる要素ではないことから転職理由になりやすいといえます。
将来性が理由
第2位の会社の将来性が不安、第5位の業界の先行きが不安には、単に将来に対する不安というだけでなく、長居するといざというときに身動きがとれなくなってしまっているおそれが感じられます。少しでも年齢が若く、再スタートを切りやすい今のうちに転職しようとする意思が見てとれるようです。
その他の理由
家庭の事情などは思いのほか転職理由になりやすい要素だといえます。第7位にU・Iターンしたいがランクインしていますが、別の土地へ移動するケースは単純な転職だけでなく、実家の仕事を継いだり、空気のきれいな土地で療養を兼ねたりといったケースが考えられます。第8位の「ノルマが厳しい」状況で考えられるのは、そのノルマがそもそも達成不可能なレベルであるケースと、自分の力不足が原因となっているケースです。
このように、ランキング上位となる転職理由には上位になるだけの背景や事情、理由があります。注意したいのは、転職活動においてネガティブな転職理由はマイナスになる点です。
家庭の事情であれば、事業内容や仕事そのものに起因する不満が転職理由ではないため、ネガティブになりにくい反面、ポジティブにもなりません。その他の理由は、ネガティブなイメージにならないように、ポジティブに言い換えることが重要です。
転職理由が重視される理由
営業職の転職活動で転職理由が重視される理由について解説します。
転職に何を求めているかを知りたい
求職者が転職に何を求めているのかを知るために、求人企業側・採用担当者は転職理由を重視します。キャリアの浅い20代と30代以上とでは転職理由が異なる可能性はあるものの、待遇や仕事のやりがいなど、求職者が求めているものは自社での活躍が見込めるか否かを判断するにあたって有力な材料です。自社とのマッチングがうまくなければ、活躍は見込み薄だといえるでしょう。仮に見込めたとしても、すぐに辞めてしまうおそれがあります。
やる気を見る
転職理由を知ることで求職者のやる気を見ることが可能なことから、転職理由が重視されています。キャリアアップやチャレンジ精神にもとづく転職のように前抜きな転職理由であればやる気をうかがうことが可能です。プラスポイントとして話しを進めることができます。しかし、待遇や上司への不満が転職理由であれば、少なくともそこにやる気を見ることができません。
自社への入社意欲を見る
求職者が伝える転職理由はポジティブでやる気も感じられるものの、その理由なら他社でも構わないのではないかと思えるケースは少なくないといわれています。会社側、採用担当者としては自社への入社意欲が高い求職者を選びたいものです。採用担当者は「これなら自社でなければならない」といえる転職理由を待っているといってもよいでしょう。転職理由だけで判断できない場合は、志望動機などと合わせて判断します。
退職リスクを見る
転職理由が重視される理由には、退職リスクの判断材料となる点もあります。もっぱら前職(現職)への不満が理由で、そこから抜け出したい気持ちがメインの転職であれば、自社で採用した場合でも同じように不満を抱くのではないかとの疑いが生じるのです。ノルマ・数字のプレッシャーが転職理由であれば、営業職である限り逃れることは困難であり、より退職リスクが大きいと判断できます。
一貫性を見る
転職理由が重視される理由として、求職者の真剣さや嘘がないかといった観点から、転職理由の一貫性を見る意図があります。実際に行われるのは、面接での説明と事前に提出されている応募書類との整合性チェックや、転職理由と志望動機に矛盾がないかの確認などです。たとえば、面接では新しい仕事にチャレンジするための転職だといいながら、応募書類には年収を増やしたいためと書いていれば、どちらが本当なのか、どちらも嘘なのかといった疑問が生じるでしょう。そもそも一貫性のなさは誠実さを欠いていると判断することも可能です。
転職理由は何もかも正直に伝えればよいというものではないが嘘は厳禁
転職理由を伝える際に注意したいのが、何もかも正直に伝えればよいというものではない点です。
ランキングのTOP10を見てもわかるように、転職理由には不安や不満、厳しいといったワードが並びます。そもそも前職(現職)に不満がなくうまくいっていれば転職を考える可能性が低いと考えられることから、転職理由はネガティブな要素を含みがちです。そのため、転職理由をすべて正直に伝えることはメリットどころかリスクを伴うケースがあります。ポジティブな理由であれば問題ありませんが、不安や不満が先に立っている場合は伝え方に工夫が必要です。
たとえば、「上司の指示が無茶苦茶でスキルが無駄になりやる気が失せてしまうため転職を決意した」ではなく、「自分のスキルを存分に発揮できる職場で貢献したい」といった言い換えを行います。
また、よい印象を持って欲しいからと嘘を伝えるのは厳禁です。突っ込んだ質問をされてバレてしまうことは珍しくありません。嘘をついていたことがバレると評価が最悪になってしまうでしょう。あくまでも適切な表現に言い換えることが重要です。
転職理由だけでなく、志望動機その他の項目でもネガティブな内容は関連するポジティブな表現を使って言い換えることが必要といえます。しかし、言い換えができない事柄については正直に伝えることが大切です。経歴などはその代表例であり、嘘をついてその場でバレなかったとしても、後でバレるとさらに厄介で致命的な状況になりかねません。
転職理由のNGな伝え方
転職理由とその伝え方で避けるべき代表例を解説します。
抽象的な話は避ける
転職活動では具体性が重要です。転職理由においても抽象的な話や伝え方は現実味が乏しく、有効な判断材料になりにくいだけでなく、本気度を疑われかねないため避けるべきだといえます。抽象的な話ではなく具体的な転職理由と志望動機、入社してやりたい仕事は具体的にどのような内容なのか、どういった貢献ができるのかといった点を重点に挙げる伝え方でなければNGです。
前職・現職の批判
前職を辞めた原因や現職を辞めて転職しようと決断した理由が会社や上司の問題であっても、ストレートに職場や社員に対する批判的な伝え方をするのはNGです。具体的な内容であったとしても組織や人材に対する批判は聞いていて気分がよいものではありません。ネガティブな印象を抱きがちなだけでなく、応募先企業が事実関係を確認することは不可能に近いといえます。実はこの求職者が不満をいっているだけではないかとの疑問が残ってしまうのです。
また、退職リスクの判断材料として述べたように、自社に対しても同じような不満を持つのではないか、批判するのではないかと思われかねません。
同時に感情的な発言もNGです。後ろ向きであるばかりか、冷静さを欠く言動は営業職としての関係構築スキルに疑問をもたれることにもなり得ます。上司が理不尽で話が通じず馬鹿らしくなった場合でも、より活発な意見交換ができる職場で力を発揮したいといった言い換えが必要です。
待遇面への不満
待遇をよくしたい気持ち自体は問題ありません。しかし、こんなに少なかった、やってられないといった不満中心の伝え方はNGです。金額にフォーカスした伝え方は金にしか興味がないのだろうか、期待する金額に少しでも足りなければすぐに不満を抱くのではないかと思われかねないためです。給与への不満は「少ない」ではなく「増やしたい」「正当な評価・待遇を得たい」に言い換えるとよいでしょう。たとえば、新しい職場でキャリアアップを目指して収入も増やしたい、正当な評価を得て生き生きと働きたいといった伝え方です。
自由さを強調し過ぎる
ワークライフバランス重視の時代だからといって、転職理由で自由さを強調し過ぎるのはNGです。毎日のように朝早く出社して終電で帰る状態で自分の時間がない場合であっても、単に働く時間を短くしたいと解釈できるような伝え方は避けたほうがよいでしょう。自社に入社したとして、必要な働きをしてくれるかわからないと思われるおそれがあります。
また、服装や言葉使いの面で前職(現職)が厳しすぎだとしても、自由さに対する希望を協調し過ぎるのはNGです。自分が考える度合いと採用担当者が受け取る度合いが一致するとは限りません。
営業職は会社の業績を直接左右する職種であり、企業の顔的な役割も担っています。そのため目標という名のノルマや身だしなみ、顧客都合に合わせた出勤など、働き方にある程度の縛りが伴うものです。転職理由で自由さへの期待を強調し過ぎると協調性や使命感、やる気などでマイナス評価になってしまうおそれがあります。
転職理由は採用担当者を納得させるためにある
嘘は厳禁、NG表現はしっかりとした言い換えが必要といった注意点があるのは、転職理由が採用担当者を納得させるためにあるものだといえるためです。志望動機とも密接な関係にあります。
理解しやすい言葉を使って簡潔にまとめる
初対面の顧客をナーチャリングする任務がある営業職に応募する以上、相手に無駄なく意図を伝えるコミュニケーションスキルが求められます。転職先における営業活動の第一歩が採用面接だと考えれば、理解しやすい言葉で簡潔に説明する必要性がわかるでしょう。
応募先に入社することで転職の必要性がなくなることを印象付ける
一般的に採用担当者は、この求職者の第一志望が自社なのか、自社に向いているのか、転職してやりたいことは他社でもできるのではないか、入社したとして長く活躍してくれるのかといった点を重視しています。
そんな採用担当者を納得させるためには、この求職者は自社に入社しなければ転職理由がなくならないが、入社することで転職理由がクリアされ転職の必要性がなくなると思ってもらえる説得力のあるアピールが必要です。自分を採用すれば長期に活躍を見込めることを印象付けます。そのためには、応募先でも起こりやすそうな事柄を転職理由にすることは避けなければなりません。
前職での経験やスキルを転職してどのように活かしたいかを伝える
自分にはどのような経験やスキルがあるのかを具体的に示し、転職後にはどのように経験やスキルを活かしたいのかを伝えることで、採用担当者の納得感が高まるでしょう。
転職してやりたいこと・貢献できることを明確に伝える
経験やスキルを活かしたいという話は自分の希望について述べるものです。では具体的に何をやるのか、やれるのかという現実的な話を明確に伝えることも重要です。
【例文】具体的な転職理由の伝え方~業務内容
業務内容を転職理由とするケースの例文を2つ紹介します。
新規開拓の現場で活躍したい
既存顧客のフォローばかりの毎日で、自分が考えていた新規開拓の営業活動ができない職場から転職するケースの例文です。
・新規開拓の現場で活躍したいと考えて入社した前職で私が配属されたのは、既存顧客のフォローを受け持つ部署でした。既存顧客とのやり取りのなかで、顧客ニーズの引き出し方や新規開拓営業に対する顧客の考え方を知ることができ、さまざまなタイプの顧客への対応力も習得しています。この経験を活かして、新規開拓に力を入れている御社で活躍したいと考え応募いたしました。
営業プロセス分業化のチーム営業で貢献したい
個人プレーの営業スタイルが限界に達している職場から転職するケースの例文です。
・前職では営業マンの受注競争が活発で、トップセールスの座を目指して日夜しのぎを削っていました。人よりも少しでも多くの成績を残すため、自分にしかできない営業スタイルやアプローチ、ノウハウを追求する反面、チーム内の協力関係は薄かったといえます。
また、自分は対面よりも非対面の営業が合っていると考えております。ITツールを活用した営業プロセス分業化で業績を上げている御社の一員となり、前職で磨いたスキルをインサイドセールスとして活かすことで、一層の活躍と貢献ができると考えて応募いたしました。
【例文】転職理由の伝え方~待遇面
待遇面を転職理由とするケースの例文を2つ紹介します。
頑張りが給与に反映される会社で働きたい
やってもやらなくても変わらぬ固定給の営業から転職するケースの例文です。
・前職では営業成績に関係なく固定給が支給されていました。スランプのときにはありがたい給与体系でしたが、頑張って好成績を残したときでも変わりがないため、この程度でよいだろうという空気が職場全体に当たり前にありました。
しかし、営業職である以上は成果を追い続け、会社に貢献することで頑張りが自分の評価や給与にも反映される職場で働きたいと考えています。実力主義が徹底している御社でなら、キャリアアップを目指すとともに、より貢献できる自信があり応募いたしました。
プライベートも充実させて仕事の効率を高めたい
休みが少なくただただ忙しいだけの職場から転職するケースの例文です。
・前職では職場全体として急な休日出勤や残業が多く、忙しく働いていることに充実感はありました。しかし、仕事にメリハリが少なく、効率化の提案にも前向きではない職場だったことから成果も限定的になりがちだったといえます。営業の進化を追求している御社で自分の力を発揮し、会社に貢献するとともにプライベートも充実させたいと考えています。それにより、より多くの成果を上げられると自負しております。
【例文】転職理由の伝え方~その他
その他の理由で転職するケースの例文を2つ紹介します。
チームで大きな仕事に取り組みたい
人間関係が希薄で、上司が非協力的な職場から転職するケースの例文です。
・現職では上司が決めた営業スタイルに沿って活動しています。営業は個人の力量に左右されるものであり、個人が頑張るものとの考えが浸透しており、人間関係が希薄で受注する仕事は個人で完結できる規模の案件ばかりです。大型案件も担当できる営業マンとしてのスキルアップを目指していますが、大型案件を獲得するためにはチームでの活動が不可欠と考え、チームプレー重視の御社に応募いたしました。
業容拡大中の企業で活躍したい
上層部が守りに入っており挑戦ができず将来不安が大きい会社から転職するケースの
例文です。
・現職では既存顧客の売上が安定しており、新規獲得よりもアフターフォロー重視の社風があります。そのため、営業マンとして必要な顧客との関係を深め、新たな受注につなげるスキルを身につけることができました。とはいえ、既存客に依存した体制で安住するよりも、さらなる成長を求めて新しいステージで挑戦したい意欲が強く、業容拡大中の御社に応募いたしました。顧客との関係を構築するスキルを新規開拓にも活かし、貢献したいと考えております。
転職活動の前に明確にしておきたい転職理由とゴール
転職するには理由があります。しかし、必ずしも理由が明確になっていないケースがないわけではありません。何となく会社が嫌になったなど、理由はあるものの曖昧で明確でないケースだとしても、転職活動を始めるにあたって明確にする必要があります。なぜなら、転職理由は単なる会社を辞める理由ではなく、次の会社に入る理由とセットであるべきものだからです。
転職理由が曖昧なままでは、応募先の企業に入りたい理由の説明がつきません。その会社に入ることで転職理由をクリアできるという関係性が作れないためです。なぜその会社で営業職をやるのか、その先にあるキャリアのゴールまで含めて明確にしておかなければ、転職理由の説明も志望動機の説明も中途半端になりかねません。結果として自身の現在の市場価値を高めることができず、採用担当者を納得させることもできないまま転職失敗につながりやすくなってしまいます。
作業としては以下のようになります。
・退職理由を明確にする
・退職理由をクリアする転職理由を考える~自分の状況確認と転職先への希望など
・上記を応募書類や面接で伝えるためのポジティブで矛盾のない説明文にまとめる
営業の転職成功には特化型支援サービスの活用を
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営業の転職成功は採用担当者を納得させるレベルで転職理由を明確にして前向きの説明を心掛けよう
営業の転職が成功するか否かは、採用担当者に転職理由を納得させられるか否かにかかっているといっても過言ではありません。それがすべてではないものの、納得を得られなければ成功の可能性は低いでしょう。転職理由と入社後の展望を明確にし、ポジティブな言葉で説明できるよう準備する必要があります。より精度の高い準備をするには、営業職特化型の転職支援サービスの活用がおすすめです。
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③書類も面接も通過率が上がる、伴走型の転職支援
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この記事の監修者
荒川 翔貴
学生時代に100名規模の営業団体を設立後、大手メーカーで新人賞、売上4,000%増を達成。その後人材業界に転身し、ベンチャー企業にて求職者・企業双方を支援。プレイヤーとして社内売上ギネスを塗り替えながら、3年で事業部長に昇進し組織マネジメントも経験する。
現在は株式会社9Eのキャリアアドバイザーチームリーダーとして、入社半年で再び社内ギネスを更新するなど、常に成果を追求し続けている。(▶︎詳しく見る)