「女性は営業職に向いていない」は本当?向いている人・向いていない人の特徴や辞めたいときの対策やキャリア形成方法を解説

「営業職に向いていないと言われてしまった」「転職するか営業としてキャリア形成をするかどちらがいい?」といった悩みを持っていませんか。女性はさまざまな理由で営業に向いていない、やめとけと言われることもありますが、営業職として活躍している女性も当然ながらたくさんいます。

今回の記事では、女性が営業に向いていないと言われる理由や向いている人・向いていない人の特徴について解説します。営業職からの転職先についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 
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女性が営業職に向いていない・やめとけと言われる5つの理由

「女性は営業職に向いていない、やめとけ」という意見を見聞きする人も多いかもしれません。なぜ女性は営業に向いていないと言われる機会が多いか、主な理由を5つ紹介します。

移動面での肉体的・精神的な負担が大きいから

営業職は新規顧客の開拓や既存顧客との取引を自らが行うため、外回りや出張の機会も多いです。男性と比較し、体力面での大きな負担がかかることで女性には耐えられないと思われてしまうかもしれません。

時には天候不良や先方の都合によってスケジュール通りの行動ができないことや、目標やノルマへのプレッシャーが想像以上に大きいことなどで、精神的な負担もかかりやすいです。営業職には肉体面だけでなく精神的な負担が大きい面もあります。

女性が少なく働き方などの理解を得にくいから

多様な働き方が浸透してきたものの、営業職は未だ男性の比率が高い職業のひとつです。そのため、生理痛やPMSといった女性特有の体調不調などを分かってもらえない、子どもの発熱などの家庭の事情で早退や休みが取りにくい、といった先輩や上司、同僚からの理解を得られない営業職の職場もあります。

職場によっては服装や髪型のルールが厳しいから

営業職は取引先へ与える印象も大切にしなければいけない職種のため、事務職と比べると服装や髪型の自由度は低い傾向にあります。たとえば髪色やスーツの色は地味なものを選ぶ、ネイルや華美なアクセサリーはつけられない、といった企業も多いでしょう。

営業職では、「仕事にも自分に合っている、好きなファッションを取り入れて働きたい」と考える女性の希望は叶えられづらいかもしれません。

勤務時間が不規則でプライベートの時間に影響が出やすいから

先程説明した通り、営業職は取引先の業務中や営業時間といった先方の都合に合わせての行動が求められます。急な要望やトラブルが発生すれば、残業や休日出勤も必要です。毎日決まった時間に出勤、退勤ができないので家庭やプライベートとの両立がしにくいのも、女性に向いていないと言われる理由です。

女性ならではの役割を求められることがあるから

セクハラやパワハラといったハラスメント行為は、さまざまな業種で問題視されています。営業職における接待などのシーンでは、その風潮が見つけられることも残念ながらあります。営業職は、女性が嫌な思いをする機会が多いというイメージを持たれがちなのかもしれません。

女性営業職が抱えることが多い悩み・あるあるランキング5選

株式会社平井徹事務所が実施した、社会人歴10年以内の営業職を経験している女性を対象としたアンケート調査(※1)の「営業職としてどのようなことを悩んでいますか?」の質問に対する回答結果を元に、女性の営業職だからこそ抱えやすい悩みの声やあるあるをランキング形式で紹介します。

※1 出典:PRTimes / 平井徹事務所「女性営業職を部下に持つ方必見!【女性営業職867人に緊急アンケート】「上司にしたい芸人」1位は大悟(千鳥)!人気の理由には令和の営業育成方法や早期離職防止のヒントが」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000151203.html

第1位:目標やノルマへのプレッシャーが大きい

女性営業職としての悩み第1位は、「ノルマ・目標数字のプレッシャー(46.1%)」でした。目標設定やノルマがきついと上司から責められる、周りからの圧力があるなど、精神的な重圧に耐えられないといった女性も多い傾向にあります。

第2位:新規顧客の開拓が難しい、できない

女性営業職としての悩み第2位は「新規顧客の開拓(29.9%)」でした。特に新規顧客を獲得するときに、男性顧客との距離感や接し方に悩んでしまう女性営業職も多いかもしれません。たとえば近すぎる、遠すぎるなど適度な距離感が分からず不安、フランク・カジュアルすぎる、逆によそよそしいなど接し方を意識しすぎて自然にコミュニケーションをとれなくなるといった女性営業職もいます。また一部の男性からみる女性のイメージゆえか、商談やヒアリング時に営業先からはビジネスマンではなくただの話し相手と取られてしまうこともあるかもしれません。

第3位:既存顧客との関係構築が難しい、できない

女性営業職の悩み第3位は「既存顧客との関係構築(26.0%)」でした。新規顧客開拓時と同様に、距離感や接し方で不安や悩みを抱える女性営業職もいます。またある程度接する機会の多い既存顧客からはプライベートな悩み、相談を打ち明けられることも多く、仕事とプライベートの線引きが難しいといった悩みを持つこともあるでしょう。

第4位:社内の人間関係が複雑、精神的につらい

女性営業職の悩み第4位は、「社内の人間関係(25.5%)」でした。女性が営業に向かないと言われる理由でも述べた通り、営業職は男性社会のため女性が少なく肩身が狭い、女性ならではの視点や提案が受け入れられづらいといった経験を持つ女性営業職も多いです。

第5位:成果が正当に評価されないなど、評価制度に不満がある

女性営業職の悩み第5位は、「評価制度への不満(22.8%)」でした。成果を出しても女性のため男性のようにキャリア形成で成功しにくい、家庭や育児と両立するために早退や休みを取りすぎると昇進や昇給に悪影響になる、長く同じ職場で働きにくい、といったこともあるかもしれません。

その他の女性営業職の悩み

ほかにも「女性営業職がいないことでロールモデルがいない(22.4%)」という悩みや、「モチベーションを維持できない(19.0%)」といった悩みも挙がりました。

営業活動で活かせる女性ならではのスキル

女性には営業職は向いていないという意見もありつつ、前述の同調査では「男性営業と女性営業で強みの違いはあると感じるか」の質問に対して「とても感じる(38.0%)」「どちらかといえば感じる(50.8%)」と、約9割が女性だからこそのスキルが営業活動に活かせると回答しました。

調査結果から、営業活動で活かせる女性ならではのスキルをランキング形式で紹介します。

きめ細かな対応力

女性ならではの強みとしてもっとも多く挙がった回答が、「柔軟なコミュニケーション(47.7%)」「細やかな気配り(45.5%)」でした。顧客やその場の状況に応じて言葉を選ぶなどの柔軟かつ丁寧な対応ができるのは、女性ならではのスキルと言えます。顧客に寄り添った対応は営業成果に直結するだけでなく、顧客との信頼関係構築にも役立つでしょう。

きめ細かな対応ができる背景には、顧客の表情やしぐさから顧客のニーズや悩み、感情を見抜く力である観察力を持っている女性も多くいることもあります。観察力を活かし、対応している顧客それぞれで異なるニーズや悩みが把握できるので、ほかの営業職との差別化にもつながるでしょう。

共感力

女性ならではの強みとして次に挙がった回答が「共感力(38.2%)」でした。同調査の「営業において、女性ならではの強みが求められる理由」の質問に対しても、「共感力が高く顧客に寄り添えるから(32.6%)」の回答が挙がっています。

顧客の悩みや課題を把握して解決策を提案する能力は性差に関係なく営業職に求められるスキルです。これに加えて、女性の場合は顧客の持つ悩みや課題に寄り添える共感力を持っている人が多い傾向にあります。取引先というだけでなく、女性の共感力を活かすことで顧客にとっては悩みを一緒に解決してくれるパートナーとして認められやすく、顧客との信頼関係を構築しやすいと言えるでしょう。

共感力は共感マーケティング(顧客のニーズに対して感情的な付加価値を提案して、製品やサービスへの親密さを引き出して成果につなげる)への活用も期待できます。

傾聴力

女性ならではの営業職としての強みとして「傾聴力(30.5%)」を挙げた人も多くいました。傾聴力を活かし、顧客の話をしっかりと聞くことで、表面上では見えない潜在的なニーズや課題の掘り起こしができます。別角度からの提案にもつながり、新規顧客の開拓や既存顧客との関係構築いずれにも有効となるスキルです。

女性だからこその視点

同調査の「営業において、女性ならではの強みが求められる理由」の質問に対して、「女性ならではの視点で提案できるから(40.4%)」が回答としてもっとも多く挙がりました。下着、コスメ、ファッションなど女性をターゲットにした業界や分野の営業職では、女性ならではの視点を営業活動や戦略に取り入れ、活躍することもできるでしょう。

顧客の印象に残りやすい

性差的な強みとしては、女性の営業職は男性よりも少ないため、顧客に顔を覚えてもらいやすい点もあります。顧客の印象に残りやすく、そこから信頼関係を構築できることもあるかもしれません。

営業職に向いている人の特徴

女性の中でも、営業職に向いている気質や性格、考え方やスキルを持っている人はたくさんいます。営業職に向いている女性の具体的な特徴を順に解説します。

人と接するのが好き

営業職は、社内外の幅広い人と関わりながら成果を上げる仕事です。顧客の悩みや課題が何かを聞き出したり、自社の商材をアピールしたりといった高いコミュニケーション能力が求められます。

また業務の流れの中では、顧客の要望を開発部門に伝えたり、市場のトレンドをマーケティング部門へ共有したりといった、社内の人間と関わる機会も多いです。常日頃から人と話したり、話を聞いたりするのが好きという人は営業職に向いているでしょう。その人の興味や関心のある話題を選んだり、人に合うテーマへ切り替えたりといった会話を続けられるスキルを持っている人も向いています。

論理的

商談では顧客に対して理解や納得を得て成果につなげます。そのため、商品やサービスをわかりやすく説明できる、論理的な考えができる人は営業職に向いていると言えるでしょう。

「男性は論理的、女性は感情的な考え方をする」といった意見を見聞きしたことがある人もいるかもしれません。実は公益社団法人日本心理学会の資料(※2)によると、「脳の構造による性差は明確に示されていない」とされています。男女関係なく、根拠に基づいた提案や自分の感情ではなく商材の魅力を押し出した説明ができる人は、営業職向きです。

※2 出典:日本心理学会「男脳 vs 女脳?─感情処理における行動と脳の性差」
https://psych.or.jp/wp-content/uploads/2017/10/75-9-12.pdf

聞き上手

先程営業活動に有利な女性のスキルで「傾聴力」を挙げたように、販売や契約といった成果につなげるには、自分の意見を述べるだけでなく、相手の話をしっかり聞ける能力も必要です。聞き上手の人なら、会話の中から顧客の持つ悩みや課題、潜在的なニーズを掘り起こし、悩みや課題を解決したり、ニーズを充足したりできる提案ができるでしょう。

良い印象を与えられる

特に新規顧客開拓時は、第一印象が良いほうがその後の取引に有利となります。人当たりがよい、話しかけやすい、物腰が柔らかいなど、安心感のある良い印象を与えられる人なら、新規顧客にも警戒心を与えず、「とりあえず話を聞いてみよう」と受け入れられる可能性が高いです。

競争心や向上心が高い

営業職は目標やノルマを設定されることも多いです。周りの営業職と自分を比較し、「負けたくない」と思う競争心のある人なら、努力によって多くの成果を得られるでしょう。

また、顧客の業界や商材の新機能追加など、営業活動に必要な知識や情報は常にアップデートされています。いつでも勉強を忘れない向上心のある人なら、変化のスピードの早い業界や商材でも、常に魅力やメリットを踏まえた提案ができるでしょう。

自己管理ができる

営業は顧客の都合に合わせたり、トラブル対応を急遽おこなったりなどでスケジュールの変更が当たり前の職種です。持っている仕事内容やタスクの管理、スケジュールの調整、さらに自分の体調といった自己管理ができる人が求められます。

特に家事や子育てと両立しながら営業職として活躍したい女性の場合、プライベートと仕事の時間を上手に調整できる能力があれば、限られた時間の中で効率的に業務を進められるでしょう。

リーダーシップがある

営業職は、個人での成果だけでなく、チームで成果を上げることも求められます。メンバーの意見も聞きつつチームの方向性を示せるリーダーシップのある人なら、チームワークが必要な場面でも能力を発揮できるでしょう。

協調性のある人や、チームをまとめることに挑戦したい人にも営業職は向いています。

忍耐力がある

営業活動では、成果がなかなか出ない、新規の飛び込み営業を断られ続ける、といったことも珍しくありません。営業活動がうまく行かなくても切り替えられる、気持ちを引きづらない、打たれ強いといった忍耐力が求められます。

また、チーム目標など達成にある程度の期間が求められる目標や、成果を出すのに時間がかかる場合もあります。粘り強く努力ができる力を持っている人ならコツコツ活動を続けられるでしょう。

自分を客観視できる

自分を客観視できる人なら、自分の意見を相手に押し付けることなく、相手の立場に立っての発言ができます。顧客の持つニーズや課題、悩みを発掘できるのはもちろん、顧客のことを考えての発言ができるため、顧客との信頼関係も構築しやすいでしょう。

営業職に不向きな人の特徴

営業職に向いている女性がいる一方で、性格や考え方から不向きといえる女性も存在します。営業に不向きな人の具体的な特徴を順に解説します。

決まったスケジュールでないと働きたくない

営業職は、顧客の都合や移動中の天候や公共交通機関の不通などで思い通りのスケジュールで行動できないことが多いです。場合によっては残業や休日出勤も求められるでしょう。毎日同じ時間に出勤・退勤したいといったように、固定のスケジュールや条件以外では働きたくない人は、営業職は時間の面でストレスが多く向いていません。

人と接するのが苦手

営業職は顧客とコミュニケーションを取りながら信頼関係を築き、成果に結びつけます。また、必要に応じて社内の幅広い部署の人と接する機会も多いです。人と話すのが苦手、一人で黙々と作業をするのが好き、といった人には営業職は向いていないと言えます。

人と接するのは苦手でないものの、初対面の相手とは緊張してしまうという人もいるでしょう。緊張してうまくコミュニケーションが取れない場合には、営業職を通じて徐々に克服していけば問題ありません。

打たれ弱い

アポ取りや商談がなかなか取れない、提案が受け入れられない、お客様に嫌がられてしまった、など営業活動ではうまくいかないことも多いです。失敗や成果が出ないことを引きずってしまい、切り替えができない人は営業職には向いていません。

遠慮しがち

商談で購入や契約といった成果につなげるには、顧客に対して自社の商材を効果的にアピールしなければいけません。遠慮がちで自分の意見をなかなか言えない人は、顧客にとってただの話し相手で終わってしまうことがあります。顧客から話は聞いてもらえるものの、自分の意見を言ったり、具体的な提案をしたりといったことができない場合、成果につなげられません。

女性が営業職を仕事として選ぶメリット

女性が営業職を仕事として行うことで良いことも多くあります。営業職を仕事として選ぶことで得られる具体的なメリットを解説します。

成果が収入に結びつきやすい

企業によって異なりますが、売上や利益を上げたり、目標を達成させたりといった成果を出すと報酬として支払われるインセンティブ制度を取り入れている営業職も多くあります。年功序列型の給与体系と異なり、インセンティブを取り入れている営業職なら実績や成果を出せば出すほど収入につながり、自分の頑張りや努力が直接給与に反映されるのがメリットです。年収面はもちろん、仕事のやる気やモチベーション向上にもつながるでしょう。

企業によってはプライベートと両立した働き方ができる

営業職は先方の都合などによりスケジュール調整が必要な機会が多く、働き方が不規則というイメージがありますが、1日にやるべきタスクを終わらせれば定時で帰宅することも可能です。また企業によっては家事や育児、介護などと業務を両立しやすい制度や職場環境を整えている企業もあります。

得たスキルを活かして異業種にも挑戦できる

営業職の業務の目的は、商品やサービスを販売、契約することで会社の利益に直結させることです。その過程では、コミュニケーションスキルやスケジュール管理能力をはじめ、いろいろなスキルを得られます。営業職で得たスキルは幅広い職種、業種で役立つものばかりのため、未経験でもスキルを活かしてさまざまなキャリアチェンジにも挑戦できるでしょう。

女性が営業職として活躍するための会社・企業の選び方のポイント

営業職として活躍したいものの現在の職場環境では理想の働き方ができない、などの理由で転職を検討する人もいるかもしれません。女性が営業職として活躍できるかどうかを見極めるために、応募先の会社・企業で確認すべきポイントを解説します。

営業職の男女比率を確認

営業職の男女社員の比率が公開されていれば、ぜひチェックしましょう。女性比率の高い営業部署は、女性が働く上で以下のようなメリットがあります。
・ライフスタイルや休暇、仕事など女性ならではの悩みについて相談しやすい
・キャリア形成のロールモデルがいる
・気持ちがわかるので休みをお互いに取りやすい など

柔軟な働き方が認められているか

女性は結婚、妊娠、出産といったライフステージの変化に応じて働き方を変えなければいけないことがあります。柔軟な働き方ができる企業なら、長期間同じ企業で継続して働きやすく、キャリア形成もしやすいでしょう。

女性営業職の育休や時短の取得状況や復帰後の働き方、リモートワーク可能か、社内支援の有無などをチェックするのがおすすめです。

プライベートと両立しやすいか

プライベートも大切にしたい、家事や育児、介護などと両立しながら営業職として活躍したい場合には、以下の点をチェックしましょう。
・残業時間(多め・少なめ)
・休日出勤の頻度
・体力的な負担の程度
・育休や休暇などの制度
・福利厚生 
・その他のサポート制度の有無 など

入社後のミスマッチを防ぐために、求人広告をみるだけでなく、実際の有給取得実績一覧や年間残業時間などの情報を確認することも重要です。

キャリアプランを実現できるか

営業職は生涯現場で活躍するプレーヤーを続ける以外にも、管理職を目指す、マーケティングや企画へキャリアチェンジするなどさまざまなキャリアを形成できます。まずは自分自身のキャリアプランを明確にしましょう。将来的に考えているキャリアプランを実現できる体制が整っている企業を選ぶことが重要です。

営業職を辞めたい女性の選択肢となる転職先の仕事・業界

営業職に向いていないと思ったとき、営業でのスキルを活かしてキャリアチェンジをしたいと思った時に選択肢となる仕事や業界を順に紹介します。

表舞台は向かないと思ったら事務職

顧客と直接やり取りするのが苦手、かつコツコツとした作業が好きなら事務職がおすすめです。書類作成や電話応対などを担います。

成果よりもプライベートを重視したいなら公務員

年功序列型の給与体系の公務員は、業務内容や成果に関係なく給与が支給される一方で、ほとんど残業がなく定時で帰宅でき、休暇をしっかり取れるのが特徴です。収入よりもプライベートの時間を大切にしたいときには、公務員も選択肢となります。

在宅で仕事をしたいならフリーランス系

外回りが多く出勤が必須となる営業職ではなく、家事や育児、介護などの両立を理由に在宅で仕事をしたいと考えている人も多いでしょう。リモートワークを利用して在宅で仕事ができるフリーランスとなる方法もあります。フリーランスはデザイナー、SEなどさまざまな職業があるのが特徴です。

数字に強く計算が得意なら経理

請求書や領収書の発行、会計帳簿の記帳といったお金周りの業務を行うのが経理です。数字に強く、計算が得意なら経理に転職する方法もあります。特に資格は不要ですが、簿記2級などの資格を取得しておくことが、転職に有利です。

分析力に自信があるなら企画職

マーケティングやプロモーションなど、商品を売るための戦略を立案するのが企画職です。商品を売り込むのではなく、売るための企画を行いたいときには、企画職も選択肢となるでしょう。

女性ならではの視点や提案を活かしたいなら、女性をターゲットにした業界

女性だからこその提案力や視点をもって活躍したいなら、以下のような女性をターゲットにした業界へ転職する方法も有効です。
・美容業界(化粧品、美容院、サロン、エステなど)
・保険業界・不動産業界(結婚や出産期の女性がターゲット)
・アパレル業界(女性向けブランド、下着ブランドなど)

女性が営業職を辞めたい・転職したいと思ったときの対処方法

女性が営業職を辞めたい、転職したいと考えたときの具体的な対処方法を解説します。

自分のスキルを磨いて成果を出す

営業職はまだまだ男性比率が高く「女性では成果が出せない」「女性は営業職に向いていない」といった固定観念を持つ人も少なからずいます。職場で性差による固定観念に悩んでいる場合には、自分の営業職としてのスキルや技術を磨き、しっかり成果を出しましょう。女性でも営業職として活躍できることを体現することで、固定観念を払拭できます。

セミナーや研修などを利用する

自分のスキル不足でなかなか成果が出せず、目標やノルマのプレッシャーに悩んでいることもあるでしょう。プレッシャー跳ね返すためのスキルを身に付けるために、セミナーや研修などを利用することも有効です。社内で利用できる制度はもちろん、外部のサービスなどの利用も検討してみましょう。

自分が重視したいものが叶う企業へ転職する

収入面や待遇、働き方などで不満があり転職を検討しているときには、自分が重視したいものが実現できる企業へ転職する方法も有効です。まずは自分が働くうえでもっとも重視したいポイントを明確にし、それが叶う企業への転職を同業種、異業種問わず目指してみましょう。

スキルを活かして異なる営業職へ転職する

現在の職場環境や人間関係などに不満がある場合、営業活動で培ったスキルを活かして異なる営業職へ転職する方法もあります。営業職と一口に言っても、以下のようにいろいろな分野、職種があります。
・個人営業
・法人営業
・インサイドセールス
・カスタマーサクセス
・無形商材営業(人材業界のキャリアアドバイザーなど)

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自分の強みやスキルを活かせば女性も営業職に向いている!

女性が営業職に向いていないと言われる理由や営業活動に活かせる女性ならではのスキル、営業職に向いている人、向いていない人の特徴や、退職や転職を検討するときの対処方法を解説しました。女性は営業職に向いていないと言われがちですが、自分のスキルや女性ならではの視点を活かして成果を出すことも十分可能です。自分が重視したいポイントが実現できる企業への転職も踏まえて、ぜひ女性営業職として活躍してください

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この記事の監修者

荒川 翔貴

学生時代に100名規模の営業団体を設立後、大手メーカーで新人賞、売上4,000%増を達成。その後人材業界に転身し、ベンチャー企業にて求職者・企業双方を支援。プレイヤーとして社内売上ギネスを塗り替えながら、3年で事業部長に昇進し組織マネジメントも経験する。

 

現在は株式会社9Eのキャリアアドバイザーチームリーダーとして、入社半年で再び社内ギネスを更新するなど、常に成果を追求し続けている。▶︎詳しく見る

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