【営業職へ転職する際の職務経歴書】作成時の項目や注意点、書き方を解説|フォーマットとして活用できるサンプル例文も

営業職への転職において、職務経歴書の作成でつまずく方は少なくありません。

何を、どこまで書くべきか。どの実績を強調し、経験が浅い場合や業界を変える際にどうアピールすべきかと悩む方も多いでしょう。

営業職の評価は、数字や成果だけでなく、行動プロセスや顧客との向き合い方にも及ぶため、書類の作り方で印象は大きく変わります。

本記事では、採用担当者の注目ポイントから、営業の種類別に適した書き方のコツ、実際に使えるサンプル例文まで解説します。

 

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職務経歴書とは? まずは基礎知識を確認

まずは、職務経歴書の基礎と履歴書との違いを整理しましょう。

職務経歴書とは

職務経歴書は、応募先企業へ自身の能力やスキル等を伝える書類であり、その目的は実務能力のアピールにあります。過去の経験、思考プロセス、スキルを明記し、企業への貢献度を伝えるものです。

営業未経験者であっても、数字にとらわれず、どのように課題へ向き合ってきたかを言語化することで、強みとして評価されます。

職務経歴書と履歴書は何が違う?

履歴書と職務経歴書は似ていますが、目的と役割が大きく異なります。

履歴書は、氏名、住所、学歴、資格などの基本情報を網羅し、フォーマットに沿って事実を端的にまとめるものです。

対して職務経歴書は、現在の能力や成果を伝える資料となります。

 

書類 目的 内容の特徴
履歴書 基本情報を伝える 氏名・住所・学歴・資格などをフォーマットに沿って記載
職務経歴書 経験・スキル・成果を伝える 経験内容・成果・役割・工夫点などを自由形式で記載

 

企業の採用担当者が求職者の職務経歴書を見てチェックするポイント

ここでは、人事担当者が書類を読む際に特に注目するポイントを整理し、自身の経験を魅力的に伝えるためのポイントをわかりやすく解説します。

職歴と具体的な業務経験

採用担当者がまず確認するのは、職歴と具体的な業務経験です。

営業職の場合、取り扱い製品サービス、顧客層、営業手法(新規・既存)、担当エリアといった情報を記載し、質問の意図を先回りして準備しておくべきです。詳細な業務内容の記載は、自社の営業スタイルとの適合性を判断するために役立ちます。

業務経験は数字だけでは判断しきれないため、どのような課題に対し、どのように動いたのかを書き添えるべきです。そうすることで、自身の思考と行動の深さが伝わり、採用担当者の理解が促進されます。

これまでの実績

営業職の実績は、売上や件数といった数値だけでなく、達成された背景の明示が重要です。競合の強さ、価格競争の激しさ、商談期間などの前提条件により、成果の価値は変わるためです。

数値を提示する際は、達成率、前年比、部署内順位、顧客規模といった客観的な比較指標を添え、採用担当者が成果の価値を正確に把握できるようにしましょう。さらに、成果達成に向けた工夫や具体的な行動を合わせて伝えれば、再現性のあるスキルとして評価されやすくなります。

求職者が持っている強み

強みを伝える際は、営業職の一般論ではなく、自身ならではの工夫を凝らした伝え方をしましょう。

ヒアリングが得意であれば、顧客の本音をいかに引き出したかを具体的なエピソードとともに示すことで、説得力が増します。

提案力が強みなら、課題発見、企画立案、提案書作成、クロージングの一連の流れで、いかなる工夫を凝らしたかを明示することで、働き方や思考プロセスが具体的に伝わります。

営業の成果は外部環境や運に左右される側面があるため、具体的なエピソードや独自の考え方を裏付けとし、再現性の高い強みであると伝えることが選考通過のポイントになります。

自社とのマッチング度

採用担当者が最終的に重視するのは、自社の営業組織で活躍できるかというマッチング度です。スキルや実績に加えて、商材との相性、営業スタイル、価値観、働き方の姿勢といった多面的な要素から判断されます。

企業が求める人物像は、営業スタイルによって異なります。提案型営業を重視する企業では、丁寧なヒアリングや課題深掘りを得意とする人材が求められます。対して、スピードを重視する現場では、行動量や意思決定の迅速さが評価対象となるでしょう。

つまり、同じ営業経験でも企業が求める人物像は異なるため、職務経歴書では、自身の経験を応募企業に合わせて整理し直すことが不可欠です。

職務経歴書で記載する項目

以下では、一般的な職務経歴書に含めるべき項目を整理し、それぞれの役割や注意点をわかりやすく解説します。

書類のタイトル

タイトルの役割は、採用担当者が書類を開いた際に、内容を瞬時に把握できるようにすること。一般的には、職務経歴書という文言を中央に配置し、見やすく整理することで、ビジネス文書としての基本的な印象が整います。

経歴(要約)

経歴の要約は、職務経歴書全体のハイライトを短くまとめた部分です。

具体的には、これまで携わってきた業務領域、経験年数、担当していた顧客規模など、自身のキャリアの概要をイメージできる情報を整理します。

さらに、成果や強みを一文程度加えれば、採用担当者に自身の価値を効果的に伝えられます。

職務内容

職務内容では、過去に担当した業務を具体的に整理して記載します。

会社概要や担当商材、顧客層、営業手法などを組み合わせましょう。箇条書きで事実を並べるのではなく、採用担当者が状況をイメージできるように、業務の流れや成果につながる行動まで丁寧に書き込むことが重要です。

経験、スキル、知識

経験・スキル・知識の項目は、自身が持つ能力を示すパートです。営業に特化せず、職種を問わず活かせる能力を丁寧に整理しましょう。

具体的には、課題解決力、データ分析力、プロジェクト管理能力など、ビジネスの基本となる能力を示すと、採用担当者に効果的に伝わります。経験業務の幅や培った専門性を補足することで、キャリアの広がりも評価されます。

資格、免許

資格や免許は、自身の専門性や知識レベルを示す客観的な材料です。

営業関連に限定せず、語学力やIT関連の資格も評価ポイントになります。記載する際は、正式名称で取得年月とともに明記すべきです。

自己PR

自己PRは、自身の強みを自由に記載する最重要パートです。ここでは、具体的なエピソードや自身の考え方を交えて、成果や強みを伝えるようにしましょう。

自己PRは文章量が増えやすい項目ですが、伝えたいメッセージを一つに絞り、そこから話を広げていくことで読みやすくなります。

「営業」へ転職時の職務経歴書を作成する前に押さえておきたいポイント

ここでは、職務経歴書を作成する前に押さえておくべきポイントを整理します。

志望先企業で求められる営業スキルを見極めておく

営業職のスキルや行動特性は、企業や商材によって大きく異なります。

そのため、職務経歴書の作成に先立ち、志望先企業が求める営業スタイルを見極めることが不可欠です。

コーポレートサイト、採用ページ、社員インタビュー、取り扱い商材などを確認し、求められるスキルセットを事前に整理しておきましょう。

実績をただ記載するのではなく、分かりやすく整理して自分を売り込めるかも大切

実績は重要ですが、数字の羅列では魅力は伝わりません。採用担当者が知りたいのは、成果に至るまでの過程と、その成果の価値です。

たとえば、優れた売上数字があっても、それがどのような市場環境や競合状況で達成されたかを理解できなければ、評価は限定されます。

実績を記載する際は、「何を、誰に、どのように提供し、どれだけの成果につながったか」を設計して伝えましょう。商材、顧客、営業手法、成果、工夫といった要素を組み合わせ、自身の強みが多角的に伝わるようにまとめることが特に効果的です。

「営業」へ転職時の職務経歴書での注意点

ここでは、営業職の職務経歴書で注意すべきポイントを整理します。

経歴の職務内容は専門的になりすぎないように記載

営業経験を伝える際、専門的な業務内容をそのまま記載すると、読み手の理解を妨げます。業界特有の用語や社内表現は、採用担当者の判断材料になりにくく、読み飛ばされるリスクがあるためです。

専門性が高い領域であっても、まずは平易な言葉で全体像を説明し、その後に具体例を示す流れを意識することで、イメージしやすい職務内容となります。

営業職にあって当たり前の能力ばかりに文字数を割かない

営業職において、コミュニケーション能力やヒアリング力、調整力は必要不可欠ですが、これらは基本スキルであり、個性や強みは伝わりにくくなります。

採用担当者が知りたいのは、そのスキルがどの場面で、どのように活かされ、どのような具体的な行動と成果につながったかという点です。

たとえば、ヒアリング力を強みとする場合、顧客の本音を引き出す工夫や、課題の深掘りから提案へつなげた経緯を説明しましょう。

営業職の本質は、顧客に最適な価値を提供することです。この実現に向けた具体的なプロセスを記述するようにしましょう。

個人向け営業か法人向け営業かなど、想定の職種によって書類に落とし込む内容を考える

営業職は、個人向けと法人向けで求められるスキルや役割が大きく異なります。

個人向け営業では、接客力やスピード感、顧客の不安に寄り添う力が評価されます。対して、高額商材を扱う法人向け営業では、課題発見力、仮説構築力、提案力といった論理的かつ構造的なアプローチが不可欠です。

そのため、希望する営業職のタイプに合わせてアピール内容を調整しなければいけません。

【個人向け営業】を志望する場合の職務経歴書の書き方

ここでは、個人向け営業において評価されるポイントを踏まえながら、職務経歴書に盛り込むべき内容をわかりやすく解説します。

新規開拓の実績を強調する

個人向け営業において、新規顧客との接点創出は成果に直結します。そのため職務経歴書では、新規開拓への具体的な取り組みを示すと効果的です。

飛び込み営業、店舗での声かけ、SNS集客といった具体的な施策を明記することで、自身の強みが効果的に伝わります。さらに、月間の新規対応件数や成約率といった数値で実績を示すと、説得力が増すでしょう。

数字だけでは表せない自分の強みや売りをアピールする

個人向け営業では、数字だけでは伝わりにくい自身の強みを表現することが重要です。

顧客の背景や価値観に合わせた提案には、共感力、柔軟性、観察力といったスキルが求められます。これらは成約数だけでは判断できないため、職務経歴書で補足するとよいでしょう。

たとえば、会話から顧客が本当に求めているものを読み取る力、悩みを解消するための提案の工夫は、あなたならではの強みとしてアピールできます。

このような強みを数字と組み合わせて説明することで、説得力が増します。

実績を数字で伝える場合には客観的に判断できる数字を併記する

個人向け営業の実績を数字で示す際は、売上額や成約件数だけでなく、客観的な比較基準を併記することが重要です。部署内順位、前年比、達成率などを記載すると、成果の価値が採用担当者にとって理解しやすくなります。

さらに、競合が多い地域や価格競争が激しい商材を扱っていたなどの背景を説明することで、自身の強みを効果的に伝えることが可能です。

【法人向け営業】を志望する場合の職務経歴書の書き方

ここでは、法人向け営業を志望する際の職務経歴書の書き方を解説します。

営業スタイルや戦略、企画提案能力を強調する

法人営業では、企業の課題を踏まえた提案力が必須です。そのため、職務経歴書では、提案プロセスや課題の分析方法など、どのような視点で営業活動を行っていたかを丁寧に説明しましょう。

たとえば、業界トレンドの調査に基づく仮説構築、現場訪問での課題深掘り、企画立案、提案書作成、社内外ステークホルダーとの調整など、一連のプロセスを具体的に記載することで、スキルが明確に伝わります。

法人営業は営業スタイル自体が成果を左右するため、自身の考え方や姿勢を具体的に示すことが重要となります。

法人営業としての基本データを網羅する

法人営業は扱う情報が多岐にわたるため、職務経歴書では担当領域を体系的に整理して記載すべきです。担当商材、顧客層、商談規模、営業手法など、活動の全体像が伝わる情報は漏れなく盛り込む必要があります。

年間の提案件数や受注件数、担当顧客数といった客観的なデータを示すと、自身の経験値が正確に判断されやすくなります。

さらに、担当していた顧客の業界を記載すれば、採用担当者が自社との親和性をイメージでき、マッチング度の向上を見込めます。。

表や網掛け、フォントなどビジュアル面でも映える工夫をする

法人営業では、提案資料などビジネス文書を扱う機会が多いため、書類の見やすさや構成力も評価対象です。職務経歴書でも、視認性を意識したレイアウトの工夫は、採用担当者に好印象を与えます。

Wordで作成する際、業務内容や実績を表や箇条書きで整理したり、見出しを設けて視線の流れを意識したりするだけでも、情報の伝わり方は大きく変わります。無料のテンプレートをダウンロードして構成力を高めるのも有効です。

過度な装飾は不要ですが、ビジネス資料としての基本的な配慮ができているかは、法人営業志望者にとって重要な評価ポイントとなります。

【その他、さまざまなケースでの営業】を志望する場合の職務経歴書の書き方

メーカー、金融、不動産、医療機器営業など、それぞれの現場で重視されるポイントは異なります。そのため、職務経歴書でも一律の書き方をするのではなく、志望する営業スタイルに合わせて表現を変えなければいけません。

ここでは、各営業ジャンルごとの特徴を踏まえ、職務経歴書で押さえるべきポイントをわかりやすく整理します。

メーカー向け営業の場合

メーカー向け営業の重要な役割は、製品知識と顧客ニーズの橋渡しです。製造現場の課題や業界規制を理解し、最適な提案を行う力が求められます。

職務経歴書では、扱っていた製品の特徴や技術要素の理解度が評価されるため、専門知識をわかりやすく説明することが大切です。

製品の改善サイクルが長いメーカーでは、中長期的な関係構築力も強みとして伝えることが効果的です。

流通向け営業の場合

流通向け営業は、小売店や卸業者との関係構築が中心です。商品の売り場づくり、販売戦略の提案、販促施策のサポートなど、現場と密接に関わりながら成果を出す力が不可欠となります。

職務経歴書では、担当店舗数、担当エリア、売り場改善、販促企画など、関わりの幅を具体的に整理すると評価されやすくなります。売れ筋分析や棚割り提案といったデータ活用の経験は、積極的にアピールすべきです。

IT営業の場合

IT営業では、顧客ヒアリングにもとづき、技術的な解決策を提案する力が求められます。取引先の業務フローやシステム環境を深く理解し、適切なソリューションを提示することが不可欠です。

職務経歴書では、取り扱いIT製品の種類、提案プロセス、要件定義やプロジェクト管理の経験などを具体的に記載すると効果的です。エンジニアとの連携や社内調整の経験も、強みとして評価されます。

IT業界は変化が速いため、新しい技術への学習意欲やキャッチアップ力も大きなアピールポイントとなります。

医療機器営業の場合

医療機器営業では、専門性の高い商材を扱うため、製品知識と医療現場の業務理解が欠かせません。

職務経歴書には、担当領域、扱っていた機器の種類、製品導入プロセス、医療機関との関係構築の工夫などを具体的に記載すると、能力が伝わりやすくなります。

また、医療業界特有の規制やルールに対応した経験があれば、信頼性を高める要素となります。

リテール営業の場合

リテール営業は、百貨店、量販店など小売現場を中心とした活動が特徴です。顧客の購買行動や店舗オペレーションの理解が求められ、売上アップに向けた施策を現場と一体となって実行する力が不可欠です。

職務経歴書では、担当店舗数、店舗運営サポート、売り場改善案、販売スタッフとのコミュニケーションの工夫など、現場密着で成果を出した具体的な取り組みを整理すると効果的です。

【サンプル】個人向け営業を志望する場合の職務経歴書例文

ここでは、個人向け営業を志望する際の職務経歴書のサンプルを示します。実績や強みの見せ方、項目の構成、情報の整理の仕方などを実際のレイアウト形式で確認できるようまとめました。

 

 

【職務経歴書】

(作成日:2025年〇月〇日)

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【氏名】

山田 太郎

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【経歴要約】

個人向け営業として4年間従事し、新規開拓と既存顧客フォローの両軸で成果を創出してきました。特に、新規顧客のアポイント獲得から成約までのプロセス構築を得意とし、年間成約件数は部内上位20パーセントを維持。お客様の悩みや状況に寄り添う提案力と、継続率向上に向けたフォロー体制の強化に取り組んできました。

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【職務経歴】

■ 株式会社ABC(2021年4月〜2025年3月)

事業内容:個人向け保険商品の販売

従業員数:300名

【職務内容】

・店舗来店者および紹介顧客へのコンサルティング営業

・新規顧客向け提案(ライフプランヒアリング、シミュレーション作成、最適プラン提案)

・契約後のフォロー(更新案内、問い合わせ対応、リスク相談)

・地域イベントでの集客活動、キャンペーン企画の運営サポート

【実績】

・年間新規契約件数:120件(部署内順位:5位/全26名)

・年間継続率:92パーセントを維持

・新規成約のうち48パーセントが自らの接客による来店誘導

・月間キャンペーンにて前年比135パーセントを達成

【工夫した点】

・顧客の不安を引き出すため、ヒアリングシートを独自に改善し、相談時間の効率化を実現

・成約後のフォロー頻度を体系化し、問い合わせ件数を前年対比18パーセント削減

・SNS経由での問い合わせを増やすため、店頭発信のコンテンツづくりに自主的に参加

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【資格・スキル】

・FP3級(2023年取得)

・Excelを用いた顧客リスト管理、分析

・状況把握力、課題整理力、コミュニケーション力

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【自己PR】

個人向け営業として、お客様一人ひとりのライフプランに寄り添いながら最適な提案を行うことを大切にしてきました。目の前の不安を丁寧に受け止め、状況を正確に把握し、最適なプランを提示するプロセスを特に重視しています。また、契約後のフォローにも力を入れ、継続率の向上や紹介につながる信頼関係構築を実現してきました。今後は、強みであるヒアリング力と課題解決型の提案力を活かし、顧客基盤の拡大と長期的な関係構築に貢献したいと考えています。

 

【サンプル】法人向け営業を志望する場合の職務経歴書例文

BtoBの購買プロセスは複数の関係者が関わるため、実績だけでなく、どのような営業スタイルでアプローチし、提案を組み立てて案件化・受注につなげたかといったプロセス面が特に重視されます。

扱った商材、担当エリア、顧客規模、営業手法などの基本データを網羅し、採用担当者があなたの経験値を正確にイメージできるよう整理することも重要です。

以下は法人向け営業を志望する際の職務経歴書の例文です。ぜひ参考にしてください。

 

 

【職務経歴書】

(作成日:2025年〇月〇日)

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【氏名】

佐藤 健

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【経歴要約】

法人向け営業として5年間従事し、製造業・小売業・IT企業を中心に約120社を担当しました。新規開拓と既存深耕の両軸で成果を上げ、年間受注額は常に部内上位20パーセントを維持。顧客課題を分析し、関連部署と連携しながら提案内容を組み立てる提案型営業を得意としています。

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【職務経歴】

■ 株式会社XYZ(2020年4月〜2025年3月)

事業内容:業務効率化ソフトウェアの開発・販売

従業員数:800名

【担当領域】

・担当顧客:製造業、IT、流通、小売など計120社

・担当エリア:関東全域

・商材:業務効率化SaaS、分析ダッシュボード、ITサポートプラン

・営業手法:新規開拓(訪問・架電・Web商談)、既存深耕、オンラインセミナー運営

【職務内容】

・顧客の業務課題ヒアリング、改善提案の企画

・現場部門、管理部門、経営層など各意思決定者へのプレゼン

・導入後の運用支援、利用サポート、アップセル機会の創出

・社内のプロダクト部門との要件調整、改善フィードバック

・マーケティング部門と連携したセミナー企画・集客

【実績】

・年間受注額:1億8,500万円(部署内順位:4位/22名)

・新規開拓案件の受注率:28パーセント(業界平均比+9ポイント)

・既存顧客向けアップセル率:22パーセント

・CRM改善提案により、顧客企業の業務工数20パーセント削減に貢献

・担当企業の解約率:年間1パーセント台を維持

【工夫した点】

・提案前に業務フロー分析シートを作成し、課題を可視化することで意思決定者の理解を促進

・導入後の運用支援を体系化し、利用率向上とアップセルにつながる環境を整備

・社内のCS部門、開発部門と連携し、顧客ごとの課題を共有することで案件化スピードを向上

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【資格・スキル】

・ITパスポート(2022年取得)

・法人提案書の作成、課題ヒアリング

・プロジェクト進行管理、経営層へのプレゼンテーション

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【自己PR】

これまで法人営業として、多様な業界企業の課題に向き合いながら提案型営業を実践してきました。特に、課題の深掘りから改善策の企画、導入後の利用定着まで一貫して支援することを重視し、顧客目線で考え抜く姿勢を大切にしています。今後は、業界理解の深さと提案構築力を活かし、より複雑な課題を抱える企業に対しても価値を提供したいと考えています。

 

営業へ転職時の職務経歴書は個人向け・法人向けなど営業の種類にあわせて作成

本特集で解説したノウハウから、営業は、扱う商材、顧客規模、手法、プロセスが大きく異なることが理解いただけたでしょう。以上の点を踏まえ、自身の経験に応じて強調すべきポイントを明確にし、職務経歴書を構成することが、転職成功のポイントとなります。

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この記事の監修者

荒川 翔貴

学生時代に100名規模の営業団体を設立後、大手メーカーで新人賞、売上4,000%増を達成。その後人材業界に転身し、ベンチャー企業にて求職者・企業双方を支援。プレイヤーとして社内売上ギネスを塗り替えながら、3年で事業部長に昇進し組織マネジメントも経験する。

 

現在は株式会社9Eのキャリアアドバイザーチームリーダーとして、入社半年で再び社内ギネスを更新するなど、常に成果を追求し続けている。▶︎詳しく見る

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