営業マンのサボりとは? やる気が出ない理由や会社の対応とともにサボりと転職成功の関係についても解説
営業といえばサボりの話題がつきものといえる職種です。営業マンはサボるものとの見方もありますが、サボる理由・原因はさまざまあります。また、営業マンのサボりに対する会社の対応も状況次第です。
この記事では、営業マンの転職成功との関係にも触れながら、営業マンのサボりについて理由・原因やサボり方、会社の対応などを解説します。
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営業マンのサボりはある意味当たり前の行動
営業マンのサボりは珍しいことではなく、あって当たり前だと考えてもおかしくはありません。
そもそも営業マンのサボりとは
そもそも何をもって営業マンがサボっているといえるのでしょうか。一般的に認識されている営業マンのサボりを定義すると以下のようになるでしょう。
・業務時間中であるにもかかわらず正当な理由なく営業マンとしての活動も、社員としての活動も行っていない状態
まず、当然ですがサボっているという以上は、業務時間中であることが大前提です。営業マンの活動は事務処理や訪問活動など多岐にわたりますが、仮に営業の仕事をしていなかったとしても、社員としてやるべき業務にあたっていたならサボりにはなりません。
営業マンがサボっているといえるのは、外出したまま客先に向かわず、他の業務をしているわけでもなく、自分勝手な行動をしている場合です。
営業の仕事はサボりやすい構造になっている
現在はインサイドセールスやカスタマーサクセスなど内勤型の営業職が広まっているとはいえ、営業の多くは外勤スタイルで行われています。飛び込み型の新規開拓営業や既存客を回るルートセールス、テレアポを引き継いでの訪問活動、インサイドセールスから引き継いだ商談をまとめるフィールドセールスなど会社・事務所にいない時間が長い営業マンも多数です。
そして、外出してしまえば上司どころか同僚でさえリアルタイムで姿を確認することは事実上不可能となります。訪問スケジュールがあったとしても、予定通りに進行するとは限りません。つまり、営業マンがどこで何をしていてもわかりにくい構造になっているのです。また、営業スタイルは個々の営業マンによって異なるケースが多く、属人化しやすい特性がある点も自由な動きに拍車をかけているといえるでしょう。
構造的な部分で何よりも大きいのが、営業に最終的に求められているものが成果だという点です。営業の使命は客先を訪問することではなく、売上・利益を作ることであり、数字が出ている=仕事をしているという判断になります。その結果、数字を作れば何をしていても構わないし、サボっていない営業マンのほうが少数だという文化が定着してしまったといっても過言ではありません。
営業マンがサボる理由・原因

営業がサボりやすい仕事ではあるといっても、それだけで直ちに多くの営業マンがサボっているわけではない点に注意が必要です。営業マンがサボるには、それなりの理由や原因があります。
仕事に対するやる気の欠如
・そもそも営業の仕事が嫌でやる気が出ない
・会社の評価に不満があってやる気にならない
・上司や同僚とのトラブルで仕事をする気にならない
このような不満が積もり積もってやる気が出ずにサボってしまうことは、営業の仕事を長くやっている人なら見聞きするだけでなく、自分が経験しているという人も少なくないでしょう。
気分転換
・いつも頑張っているからたまには息抜き、気分転換を
・客先で嫌なことがあったからインターバルを挟んで空気を変える
・受注したので次の案件にかかる前に一服
やる気の欠如とは異なり、ある意味で前向きなサボりといえるかもしれません。営業マンに限らず、ずっと緊張感を保持し続けることは難しいため、適度に気分転換することは重要です。ただし、その方法を間違えるとタダのサボりとなってしまいます。
健康上の問題で前向きに動けない
・体調が悪くて訪問活動が進まない
・精神的な問題で前向きになれない
サボりたくてサボっているわけではなく、営業活動を頑張りたくても頑張れない状態だといえます。状況がより悪化する前に、サボるよりも根本的な解決を考える必要があるかもしれません。
プレッシャーが大きく自信がない
営業マンは数字を背負っており、達成に向けて努力する必要があります。しかし、ノルマや目標が自分のキャパシティを超えていると感じられる場合は、達成できる自信が持てず、焦りもあって仕事に集中できない状況に陥ってしまいかねません。経験の浅い営業マンの場合は、手ひどい断り文句を連続で受けてしまうと、次の顧客に向かう足が止まってしまい、結果的にサボるケースが少なからずあります。
サボりグセがついている
上記のようにさまざまな事柄が営業マンのサボりにつながります。とはいえ、そのままずっとサボり続けると決まっているわけではありません。多くの営業マンはサボることはあっても一時的なものであり、たまにサボる程度です。しかし、人によってはサボりが癖になってしまうことがあります。当たり前のようにサボる営業マンはサボりグセがついているといえるでしょう。
営業マンの一般的なサボり方

ここでは営業マンのよくある一般的なサボり方を紹介、解説します。
営業車で昼寝
営業車は営業マンにとって自在に動ける自分だけの空間だといえます。電車やバス移動の営業マンにはできないサボり方ですが、社用車や自己所有車を営業車として回っている営業マンにとって、車内での昼寝は定番のサボり方です。天候や気温との兼ね合いもありますが、慣れていれば疲れをいやす貴重な時間を過ごせます。また、頻度は少ないものの、営業車がない営業マンが公園のベンチで昼寝する姿を目撃するケースもあります。
社用車で昼寝は、各地域に昼寝スポットがあり、各社の看板車が集まっているケースもあるくらいポピュラーなサボり方です。ただし、エンジンをかけっぱなしで昼寝するケースが少なくないため、環境問題、燃費への影響、ご近所への迷惑などサボりとは別の問題が生じる可能性があります。
喫茶店で一服
営業車で昼寝とともに定番のサボり方のツートップを誇るのが喫茶店での一服です。朝食抜きの営業マンが昼を待たずに食事を兼ねてサボるケースもあります。また、冬の寒さや真夏の暑さ、雨を避けてサボるケースや同僚とのたまり場になっているケースなどもよく見受けられる光景です。一般的な喫茶店だけでなく、より快適に? サボれる漫画喫茶なども活用されています。
かつては喫茶店よりも長く居座れ、お金が増えるかもしれないとしてパチンコ屋・パチスロ屋でサボる営業マンが大勢いましたが、パチンコ人口の減少や娯楽の多様化その他の社会情勢によって、それほど多くはなくなりつつあるようです。
映画館やネットカフェで娯楽
褒められたことではありませんが、サボりの上級者になると、サボっている時間も無駄にしません。見たい映画があるが時間がとれないときに、営業回りのスケジュールを工夫して映画館に入る強者もいます。また、近年ではお気に入りのYouTuberの最新動画をいち早くチェックするために、ネットカフェに入って楽しいひと時を過ごすといった話も聞こえてきます。その流れでネットサーフィンしていたら帰社時間が迫っており焦ってしまったというケースもあるようです。
自宅に帰る
営業車で昼寝には向いている人とそうでない人がいて、ちゃんとした昼寝をしたいと考える営業マンもいます。また、お店や娯楽施設などに入るとお金がかかるため、金もかからず誰にも見られず自由に過ごせる場所として自宅に帰る営業マンも珍しくありません。我が家で昼寝をしたりテレビを見たりするだけでなく、仕事の時間を使って家事をするケースもあります。
サウナでリフレッシュ
サウナでリフレッシュすることも営業マンの一般的なサボり方として知られています。サウナ好きな営業マンが集まるだけでなく、営業回りで疲れた心身のリフレッシュ手段としても好評です。
サボりをごまかす方法
さて、営業マンのサボり方はさまざまですが、サボった分の仕事が進んでいない点はどのサボり方にも共通する問題です。多くの場合、サボりをごまかす必要があります。
・行っていない客先を営業日報に書く
・訪問先の滞在時間を実際より長く報告する
・急に体調が悪くなったと嘘をつく
この3つがサボりをごまかす定番的な手法だといえるでしょう。客先が絡むごまかし方は、下手をすると顧客を巻き込んだ騒ぎになりかねないため、バレない自信があるケースで使われます。体調については自分しかわからない面があるためバレにくいかもしれませんが、どう見ても元気そうだとか、どこで休んでいたのかなど疑惑を持たれるリスクと隣り合わせです。
一方で、日次の行動を管理されていない場合や、サボりが当たり前として問題視されていない場合はごまかす必要がありません。会社によっては、夕方のオフィスでその日のサボりを自慢気に話す姿が見受けられるケースまであるとかないとか。
営業マンのサボりは悪いことなのか?

サボりといえば、基本的に悪いことという認識を持っている人が多いのではないでしょうか。一方で、営業マンのサボりは悪いことのひと言で片付けられるものでもないという声も聞かれます。
サボりは悪いこと
営業マンに限らず、会社の被用者となっている者は雇用(労働)契約や就業規則にしたがって職務に専念する義務を負っています。サボりは少なくともその時間において職務怠慢であり、義務に反しているといえるため、悪いことである事実は疑いがないでしょう。また、社内の規律を乱すおそれがあり、周囲へ悪影響を及ぼす懸念がある点にも注意が必要です。ただし、会社側がサボれる環境を放置している部分もあるため、一概に営業マンだけを責めればよいという話でもありません。
サボる営業マンほど成績がよい?
仕事はまじめにやったほうがサボるよりも好結果につながりやすいものですが、絶対ではありません。とくに営業の仕事は、まじめに取り組んだ場合とサボりがあった場合で結果に相関関係がないケースが他の職種より多いとの考えもあります。さらにいえば、局地的に見るとサボっている営業マンのほうが成績がよいケースもあるため、サボりを一律に悪いことだと断じにくい空気があるのも事実です。
ただし、サボっている人が結果を出しているというケースはあくまでも当該個人の話であって、誰でもサボったほうが好成績になるわけではありません。好成績を残しているのは、サボりをコントロールして仕事の能率を上げられる人だといえるでしょう。サボっているだけでは結果が出ないことは考えるまでもないことだからです。それでも契約違反になりかねないサボりが悪いことである点は変わりません。使い方次第では必要悪だということができます。
・サボりに見えて実はサボりではないケースも
外形的にはサボっているように見えても、実はサボりではないケースがあります。この場合は当然ですが悪いことだとはいえません。たとえば、次の訪問先での商談の準備をするために喫茶店やファミリーレストラン、カラオケボックスなどを利用している場合があります。タダで使えるわけではないため、コーヒーなどを注文して一服がてらではあるかもしれませんが、それも立派な仕事です。
サボるとクビになるの?

営業マンが仕事をサボってクビになったという話を聞くことがあります。営業マンがサボるとクビになる可能性が高いのでしょうか。
最悪はクビになることがある
サボりは多くの場合、会社との契約に違反していることになります。とはいえ、契約違反だからといってすぐにクビになるわけではありません。サボりの状況が悪質である、改善が見られないといったケースではクビになる可能性があるということです。
クビになるハードルは高い
そもそも従業員の解雇は容易ではありません。通常はサボりが懲戒事由に該当し、懲戒解雇の規定があることなど就業規則に照らして解雇やむなしというケースに限られます。また、採用コストや教育コストをかけた社員を簡単にクビにしたくないという会社側の事情もあります。新規採用が難しい場合はなおさらです。このような理由から、サボりを理由に営業マンがクビになるケースはあるものの、そのハードルは高いといえます。
クビになるケースとならないケースの違いとは
AさんはクビにならなかったのにBさんはクビになったというケースがあります。なぜ処分に差がついたのでしょうか。
サボりという事実は同じでも、程度の違いがあった可能性が大きいといえます。また、会社に対する貢献度の違いから処分に差が出た可能性も大です。会社に大きな利益をもたらす営業マンはサボっていてもクビにしにくいであろうことは、誰でも思うところでしょう。
ただし、サボりが周囲に与える悪影響は無視できません。サボっていても結果を出しているからよいという扱いは、まじめにやっている営業マンの不満につながりかねず、その積み重ねがガバナンスの崩壊をもたらすおそれまであります。
営業マンのサボりに対する会社の対応

サボった営業マンへの対応やサボりの予防策として、会社は原因に応じて一般的に以下のような対策をとります。
本人や上司への注意
一部の例外を除いて、サボっていることがわかれば会社として放置することはできません。事実確認をしたうえで、少なくとも本人には職務に専念するように注意するでしょう。上司にはしっかりと監督するように指示します。
しかし、ただ「しっかりやれ」というだけではどこまで効果があるかは疑問です。前述したように、営業マンのサボりには理由・原因があります。したがって、なぜサボっていたのかを突き止めて解決策を考える必要があります。現在では、注意や指示をすると同時にサボりの理由や悩みなどのヒアリングを行うことで、原因を取り除き再発防止を図る会社も増えているようです。
教育の実施
サボり営業マンに対する教育を実施するのは、主として営業のやり方がわかっていないから成果が出ず、仕事に対する熱意が冷めてしまっているケースへの対応です。状況に応じて上司や先輩の同行によるOJTや座学などの営業研修が実施されます。
目標・評価の見直し
実際にやっている会社がどれだけあるかは不明ですが、目標が過大であるために委縮してサボる場合は目標を適切に下げる選択もアリです。営業マンなのだから、能力に関係なくクリアしなければならないラインがあるとはいうものの、サボりの原因になってしまっては目標としての意味がありません。
逆に目標が低すぎて容易に達成できるケースには目標の見直しが行われます。「今月は目標を達成したから残りの日数はサボって好きなことをしよう」というように、サボれる時間が生まれる場合の対応です。目標を適切に引き上げることになりますが、自分ばかり大きな目標を押し付けられているといった不満につながりかねないリスクが考えられます。
また、評価が不公平で不満からのサボりを誘発しているケースでは、公平な評価への修正が行われます。誰がどのような基準で評価をしているのか、現在の評価制度が妥当なのかといった見直しは必ずしも容易ではないでしょう。しかし、社内の空気やチームワークを考えれば、会社として避けられない対応です。
管理強化
実は多くの会社がサボり対策として早期に考えるのが管理強化だといわれています。営業マンがサボっているならサボれなくする施策を打つという、ある意味で強硬手段とも呼べる対応が管理強化です。
外出したら何をしているかわからない環境の場合、GPSでリアルタイムに居場所を確認したり、逐次報告を義務付けたりといった手段が用いられます。管理強化によるサボり予防は即効性が期待できる反面、締め付けが過ぎると逆効果になりかねない対応です。
懲戒処分など
本人に問題があり、注意や対策を実施しても改善が見られない場合は減給や配置転換退、職勧奨、前述の解雇などの処分が選択肢として検討されます。
営業職への転職成功とサボりの関係

営業職への転職を成功させたいなら、サボりとの関係から以下の2点に注意しましょう。
サボらないサボりをうまく活用する
すでに述べたように、ただのサボりは労働力を提供して給与を受け取るという契約に違反する行為であり悪いことです。しかし、喫茶店でお茶を飲みながら訪問先のチェックや話法を考えるなどは仕事の一環だといえます。喫茶店に限った話ではなく、営業マンならではのサボらないサボりをうまく活用することで、転職先での成功を目指せます。重要なことは、サボりの疑いを持たれない工夫をすることです。
サボりたくならない転職先選びが重要
転職してからの行動も重要ですが、転職先選びがすべてだといえるケースもあります。会社の体制の問題などが原因となってサボりを誘発しているとすれば、営業マンにとっても歓迎できる話ではないでしょう。わかっていれば入社しない転職先だといえます。営業職の転職先選びに失敗しないためには、営業職特化型の支援サービスの利用がおすすめです。9Eキャリアなら、求職者ファーストの伴走で転職先選びもスムーズに行えます。
転職先選びとサボらないサボりの活用で営業の転職を成功させよう
営業マンのサボりが悪いことであり、サボりがないほうが望ましいことは論を待たないでしょう。とはいえ、なぜサボりが生じるのかを考えて対策を実行しないと解決しない問題でもあります。また、サボりに見えるもののサボりではない行動との線引きも重要です。
営業マンとしてはサボらないサボりを活用し、その前段階として失敗しない転職先選びを行うことで転職を成功させましょう。
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現時点で職種が決まっていない場合は、転職の目的から最適な職種をご提案します。
この記事の監修者
荒川 翔貴
学生時代に100名規模の営業団体を設立後、大手メーカーで新人賞、売上4,000%増を達成。その後人材業界に転身し、ベンチャー企業にて求職者・企業双方を支援。プレイヤーとして社内売上ギネスを塗り替えながら、3年で事業部長に昇進し組織マネジメントも経験する。
現在は株式会社9Eのキャリアアドバイザーチームリーダーとして、入社半年で再び社内ギネスを更新するなど、常に成果を追求し続けている。(▶︎詳しく見る)